浮世絵展2014/01/13 19:58

両国へ、今年からちょっとチャレンジを目論んでいることの下見を兼ねて、理事会終了後の土曜日の午後遅い昼ごはんの後、江戸東京博物館まで、「大浮世絵展」が行われいる情報を得て行ってきました。

会社の新春の挨拶で、会長から、「新年になり新しことを始めることは、誰でもできることであるが、あることにデャレンジするということは、ずっと継続的にやり続けることだ。」とのべ、チャレンジし続けることを社員に希望しておりました。

とても参考になる言葉で、人間何歳になっても、チャレンジしつづけることの重要さを諭されました。

さて、目的の大浮世絵展は、次の日から大相撲の本場所も開催されることもあってか、大変な人でごったがえしていました。
外国の人も多く見学に来ており、改めて浮世絵の人気がわかりました。

私も断片的にしか浮世絵を鑑賞したことがありませんでしたが、時代の変遷ごとにまとめられた、浮世絵を一同に会すると、改めて日本文化の繊細さと奥の深さを感じました。

有名な葛飾北斎の「赤富士」も原版で始めて確認出来ました。
また、歌川国芳の現代に通じる、縦横無尽の発想力のすごさに驚いたりしました。

しかし、多くの所蔵品が、ほとんど外国の美術館からの貸出になっており、日本の美や粋が、文明開化の外国礼賛の悪しき流れの中で、海外に多く流出してしまい、日本文化の良さも、海外で評価されて、逆輸入され、日本の美意識が再認識されたことに、やっと取り戻してきた日本の美、文化の復権について、歯がゆさも感じられた展覧会でした。

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