熱中時代が再燃2014/01/26 21:42

フラメンコ・ギターを購入してから、今日で4ヶ月が経ちました。

40数年ずっとクラシック・ギターばかり弾いていたので、通常なら新しいことを始めないで、その道を極めたほうが良いのですが、偶然に、フラメンコの魅力に取りつかれて、異常なほど熱中しております。

最も、長年連れ添っている、かみさんから謂わせれば、またいつものように、熱にさらされて熱中するが、また、すぐ飽きてしまうのではと、私を冷静に見ております。

就職して、自分でお金を自由に使うことができるようになってから、兄から譲ってもらった、フルート、そして、会社で囲碁を覚えました。

その後、かみさんの妊娠中に始めた、ブロックフルーテ、子供が生まれてから始めた、アマチュア無線、虚弱な子供の健康を守ろうと自転車を購入したら、一挙にスポルティーフまで購入するようになり、そして、安野光雅氏の影響を受けて、淡彩画に手を出して、淡彩画に押印する印鑑が欲しくて、篆刻を始めました。

そして、札幌に転勤して、スキー、ゴルフを始めて、その後、東京に戻り、転職して行き詰まり、それを脱しようと、ボサノバギターを始め、昔から好きであった、荒んだ心を癒やすために、ドイツのボードゲームの収集に走り、その後、切り絵を始めて、ウロウロしている中で、また、フラメンコギターにハマりました。

老後は、余暇の指導員ができるぐらいに、趣味多彩ですが、私の性格上、射手座の星の影響もあるのか、明けても暮れてもそのことだけ考えて、ひたすら、あるレベルのところまで、見極めるまで突き進んでしまう性格なので、今回のフラメンコ熱もしばらく続くでしょう。

さて、フラメンコの良さは何か、何がこんなに、人を惹きつけるのかと、考えますと、クラシック音楽と違って、土着音楽である、フォークソングだからであります。
民謡や、盆踊りと一緒で、泣く、歌う、喜ぶなど、感情をオブラートに包まず、ストレートに表現できるところがいいです。

アフリカの原住民が、喜怒哀楽を太鼓と撮りで表現したり、日本でも、お祭りで、神輿を担いで、太鼓を叩いて高揚したりする、人間の原始的な表現に近いものだと感じています。

フラメンコギターも、練習を始めたら、弾き方、指の動きが筋肉の動きに合っていて、理にかなっているのが驚きで、しかもギター自体が、太鼓の役割も演じております。
クラシックギターの弾き方は、この奏法の違いを、筋肉の動きの観点で見れば、無理をしているところもあると思いました。

現時点での目標は、早く先生を見つけて、師事し、3年程度で、踊り子の伴奏ができるレベルに到達したいと考えおり、老後は、芸者のように、舞台のお呼びがかかれば、ヒョコヒョコ出かけて行って、踊り子の伴奏をしたいと考えております。

CD聞いたり、楽譜を集めたり、DVDで奏法を勉強したり、フラメンコ発表会にいって、踊り子とギターの伴奏を研究したり、コンパスを習得しようと、リズムに苦戦したりしております。