日常から離れると刺激の大海が広がっています。2023/09/04 09:09

しばらく、ブログも更新できませんでした。

8月23日から8月31日まで、8泊9日で、横浜から函館、小樽 ブサン(韓国)、長崎と
日本周遊のクルージングに出ておりました。
4年ぶりのクルージングは、かえって新鮮で良かったです。

今年は、コロナ明けで、クルーズ客の動向がつかめないのと、
5000人も一度に乗船させることができる、イタリアの大型船(MSCベリッシマ)に、
客を取られたそうで、ロイヤルプリンセス系の船も、ダンピングがあり、安く旅行ができました。
直前に購入した人は、6万8千円で、8泊9日のクルーズ旅行の権利をゲットした人もいました。
一日、3,4、5食・・・ 昼寝付き、夜はシアターでエンターテナーを見て、
命の洗濯と、飽食の旅でした。

日本周遊と韓国への移動費、8泊の宿泊代、一日2回のベットメイキング、
一日4食も5食もできて、豪華なレストランでフルコースの料理を食べることができ、
昼は、ジャグシーやフィットネス施設で遊び、
夜は夜で、シアターで、歌あり踊りあり、寄せあり、マジックショ-などありと
いろいろなエンターテインメントを楽しむことができる船の旅は、
一度経験したらやみつきになる魔力を持っております。
今は、こんな贅沢もあっという間に終わってしまって
また、つましい生活に逆戻りしております。

人生で絶対ケチってはいけない出費4つの項目というのが、
インターネットに掲載されておりました。
https://www.youtube.com/watch?v=Fg_Ku4SvOXs
①本当に大切な人との「思い出作り」に使うお金
素敵な経験や大切な思い出は、生涯にわたって恩恵を授けてくれる
②食費
③湯船を張る費用
④運動費用
老後の豊かな人生を送るためには、どれ一つとっても大事な項目だと感じました。

今回の旅では、
小樽で、青春18切符で、
8月中 一ヶ月間にわたって、
長岡の花火、大曲の花火 青森ねぶた 函館 小樽 札幌と北上して、
二人で旅行している、75歳過ぎの老夫婦に会いました。
彼らは、基本的に、ウィークリーマンションを利用して、外食しないで、
一つの所を起点に旅をして、飽いたら次のウィークリーに泊まって
旅行とその土地土地の景勝、出会いを楽しんでいました。
さすがに、帰りは飛行機で大阪まで帰るとのことでした。
お金は定められて規格旅行に乗らなければ、格安で旅行ができるそうで、
今年から、海外も解禁になったので、拠点を使って、
バス旅行のコストが安いので、バスの旅を復活したいと言っておりました。
旅慣れた人はいるもので、驚きました。

旅に出るといろいろな人に出会って、とても刺激を受けます。

今回は、お盆明けでしたので、高齢者が多かったのですが、
80,90歳でもかくしゃくしていて、食欲もあって、
フルコースのアペタイザーも3皿、メインディッシュも2皿も平らげ
食後のケーキ、アイスクリーム、珈琲とペロッと食べる人が多く、
元気な人は元気で、食欲も旺盛であると感じました。
そのような元気老人、老夫婦、は、人生を生きる蘊蓄も豊富で、
今後の人生の生きるヒントをたくさんもらうことができました。

今回の旅では、70歳は、まだはなたれ小僧であると感じた次第です。

ps
写真は、長崎グラバー園からクルーズ船を望むショットです。

久々の発表会など2023/09/10 19:55

9月5日に、久し振りに所属しているギターサークルのサークル内の発表会に出席いたしました。

今回は、実際に7針も縫っていた右小指の怪我からの復帰後の演奏会でしたので、出来不出来は別にして、無事に演奏できた嬉しさが在りました。

ギターだけでなく、楽器を演奏する人は、本番の発表会に一番良い状態に自分のコンディションを持っていかなくてはいけません。

ギターの場合は、手の怪我のみならず、右手の爪の状態を、ギター弦を弾くために最適な長さと、爪への研磨が求められますので、本番までは、手指を角にぶつけたり、爪が折れないように慎重に生活をします。

さて、年齢を重なるごとに、健康への配慮は大事になってきますが、
ギターの手のようには、そのほかの部位については、注意が散漫になっております。
そのために、思いがけず、骨折したり、転倒する事故が多々発生するのが、高齢者を取り巻く環境ではないでしょうか?

LINEで友人から、転倒して歩けなくなった知らせが届いたり、脊柱狭窄症で入院することになった知らせをもらったりすると、いよいよ老化への第一歩を踏み込んで来た事を否応なく感じてきました。

誰もが、健康で他人に迷惑をかけないように生きていきたいと願っております。
最近では、神社仏閣での祈願事項は、ただ一つ、夫婦ともに健康でいられることをお願いするようになっております。

老後を取り上げた蘊蓄のある健康本は山のようにありますが、まずは、
健康であるための知識を入れたら実践です。

ギターも毎日弾かないと、現状維持も難しくなっております。
小さな事から、コツコツと始めないといけません。

雷が鳴ると2023/09/15 19:23

昨日は、阪神タイガースが18年ぶりに優勝したので、各民放のニュースはほとんどこの話題を取り上げておりました。

昔、故ピアニストの中村紘子さんが、
「巨人が優勝しない年は、不況で困ります。」と名言を吐いておりましたが、
阪神が勝つことで、世界は乱れ、異常気象も発生していて、
7年に一度咲く、竹の花の様に不吉で、今年は凶作、凶年だったことがわかります。

今日も、朝から暑い日で、一日7000歩を歩くノルマを課しているのですが、朝から、この気象で、早々のリタイヤ。
暑い中出かけると、熱中症や、循環器異常、肝疾患異常になりますので、自分の体を大事にすることを優先しました。

この暑さで、多くの高齢者の人は、知らず知らずの間に、熱中蓄熱症になっているようで、体に太陽の熱が蓄積していて、少しの異常で、体調を崩したり、蓄積疲労による骨折やコロナ、インフルエンザに罹患する人もいるようです。

午後から、天候が急変して、雷雨となりました。
季節の変わり目に、大きな雷雨が来て、夏から秋を呼んできてくれますので、やっと、カミナリ様も、季節を変えないといけないと感じたようです。

本日の写真は、日吉の丘公園に咲いていた、キバナコスモスです。
コスモスに先駆けて、咲くこの黄色い花が、やっと来た秋を満喫しております。

ひさしぶりのライブ2023/09/17 08:59

私の前職で、20年以上付き合っている友人が、退職祝いをしてくれました。
彼も律儀な人で、友人が65歳で定年を迎えたときに、退職祝いをしてあげたことを覚えていてくれて、そのお返しということで、今回の集いとなりました。

「もう少し早く退職祝いをしないといけなかった。」と言っておりましたが、コロナ禍で、たまたま受検した健康診断で、大腸癌が見つかり、内視鏡でト取り除くことができなかったので、開腹手術をして、幸いなことに無事元の体に戻りました。
そういう意味では、彼の復帰祝いを兼ねた会でもありました。

以前、仕事で、一緒にビルボードライブハウスを、設計施工した関係で、今回は横浜のビルボードライブ横浜という、馬車道にあるライブハウスを用意していただきました。

演目は、私の希望で、「阿川泰子」のライブショウを予約していただいたのです。

午後4時前に、8年ぶりに再開して久し振りに旧交を温めました。
ショーの始まる午後5時までに、お重に詰められた食べ物、ビール、ワイン、カクテルを飲み、デザートも食して、大満足のスタートでした。

午後5時に、第一部のショーが会場となって、舞台に、テレビでしか見たことのない、阿川泰子さんが登場しで演目が始まりました。

ボーカルの阿川泰子(vo) を始め、
バック演奏者は下記のメンバーでした。
笹路正徳(key) バカボン鈴木(bass) 鶴谷智生(ds)矢堀孝一(gt) 庵原良司(sax)

期待が高すぎたのか、テレビで恍惚となるほどうまい、色気がある、JAZZの歌声がどこにいったのかと思うほど、
オープニングから、3曲ほどは、声が出なくて、バックのメンバーに助けられていました。

4曲目から、持ち直して、せっかく退職祝いにライブに来たのにという気持ちを引きずって、この会を段取りしてもらった友人にも、悪い気持ちでおりました。

自宅に帰ってから、彼女の年齢を調べたら、71歳で、もう、おばあちゃんになっていました。

さすがにプロですので、約15曲ほど歌いましたが、尻上がりに調子が戻って、最後は良いライブであったと思って会場をあとにしました。

70歳を超えると、自分の衰えが他人にわかるようになってきます。
これを乗り越えるには、更なる精進と、昔と違う土壌で戦っていく必要があります。
声の衰え、美貌の衰え、体力の衰え、これを乗り越えるには、より優れた感性、同じ視点でものを見ない独自の分野で、若い人とは同じ土壌では戦えないのですから、新たな場、戦場を自分で切り開かないといけないと感じました。

秋風が吹いてきて2023/09/27 19:24

今日は、まだ日中30℃を超えて真夏日になりましたが、
暑い暑いと言っていたのですが、季節はいつの間にかというより、一挙に秋が進みました。

退職して、フリーターになると、時間の経過が一挙に進む感じがします。

このブログを訪れている人は、皆、年齢を重ねた人でありますし、
すでに、私の様に、仕事の一線から退いた人や、これから、定年退職を迎えて、新しい生活をスタートする不安の中にいる人もいるかと思います。

定年退職を迎えた人は、会社を去った私のような人が、どのように生きているのか、自分と同じような生活をしているか、彼我の差を覗いてみたいと感じている人もいるかと思います。

これから、定年退職を迎える人は、定年退職後、自分の生活がどのようになっていくか、先達の愚かな行動をみて、明日の指針にしたいと思っている事でしょう。

誰もが、人は他人と比べて、自分のポジションを認識して、安心したり、不安になったりする生き物です。

人から指図されて動いてきた会社人間であった人ほど、毎月きちんと月末になって給料をもらえるという、安定的収入があった人、つまりサラリーマン人生が長かった人ほど、他人と比べて、自分の位置を確認して、安住の位置を確かめたいと思っております。

しかし、退職すれば、すぐわかることですが、所詮人と比べても、
何んにもならないし、積み重ねてきた年月をやり直すことができない事を早く悟ることで、自分の退職後のあり方が見えてきます。

他人を、うらやましくなったり、まだ、社会的に一線で活躍していると、他人から、仕事をしていない自分を卑下されたりする状況になったりするときは、
「自分は自分、それがどうした!」という気概が大切です。

本日掲載写真は、横浜市が、70歳を超えた人に、収入に応じた金額を払えば取得できる、シルバーパス券です。
これを利用すると、横浜市内のバス、および市営の地下鉄が自由に乗り降りできるようになります。

以前にもブログで紹介をしましたが、
私の尊敬し、いつも読み返してしている、外山滋比古氏の
「50代から始める知的生活術」という本があります。

この本の中に、
自分の足で歩く
ウォーキングの楽しみという、項目などなど、彼の独自の蘊蓄が披露されております。
定期券を買ってでも、毎日一万歩も歩いる、筆者に触発されて、
このシルバーパス券を使って、散歩にできる限り出歩こうと考えております。

第一章 意気軒昂八十台へ向けて
この項目が、やっと理解でき、実践もしてきました。

第2章 脳を生き生きとさせる。
やっと 私も2章に突入いたしました。

高齢者にとって、人生の指針持っている事は良いことです。