巨人は虚人?2015/10/26 17:48

今日は、人間ドック休暇で、午後2時過ぎから自宅でゴロゴロ休養しておりました。
私の勤めている会社では、年1回のこの検診が義務付けられており、毎年この時期に、検査を行って、一喜一憂しております。

検査をしてなにもないのが何よりですが、生を受けたこの体も、齢60を超えてしまった身には、どこかかしこで、ガタが来るようで、検査結果を見る度に、自分を律しようと致します。

さて、球界の盟主と謳われていた読売巨人も、原監督から、高橋由伸選手に、監督を譲り、巨人を律し、再生を図ろうとしております。

アンクルエルビスさんのブログでは、原監督が苦虫を潰したように、采配していたコメントが記載されておりましたが、彼の退陣のインタビューを見たら、あんな顔があったのかと思わせるほど、晴れやかで、嬉しそうな、開放感のある笑顔で、彼は彼なりに、重圧と戦っていたのかと思いました。

巨人は、球界の盟主、いつまでの栄光の座にあると錯覚しているフロントの存在が強すぎて、本来の改革ができない状態にあります。

今回も、若い高橋選手を監督に据えても、その往年の栄光に胡座を書いたフロントが、やれ巨人は常勝軍だとかいって、金にものを言わせて、補強をどんどんつぎ込んで監督采配を狂わせたり、現場に口を挟み込んで、監督を潰してしますのでは無いかと心配しております。

今では、これからようやく伸びていくであろう、高橋選手の将来を潰してしまうのでは無いかと感じております。

巨人の野球がつまらないのは、子どもたちや、カープ女子に如実に現れているように、楽天や、カープや、ロッテなど新鮮な活気のある球団にファンが集うようになったことでもわかります。

子供は、西武からロッテファンに、私に至っては、巨人から西武、そして最近では、とんと野球は見なくなってしまいました。

巨人と言えば、昔は、一軍に在籍する選手は、勉強界で例えるならば、皆、東大の教授に連なる人達であり。相撲界では、東の幕内力士は、すべて巨人の選手が占めるようなものであり、常に、期待と羨望と栄光を背負った人達でした。

12球団の中で、唯一「軍隊」の厳しさをもたされた球団でありますので、巨人だけは、読売巨人軍と称され、「軍」の冠がつくチームは、他の球団にはありませんです。

アメリカの軍隊では、海兵隊が一番、最強の軍隊として優秀ですが、昔の巨人軍は、戦争の弾を、野球のボールに変えただけの、最強軍隊でした。

金田が憧れ、張本が憧れ、中日の川相、広島の山本、太田幸司、清原、工藤、そして江川選手など、そうそうたるメンバーが、最後は巨人に在籍して戦かいたいと移籍してきた選手たちを見ると、いかにその憧れが、強かったかが、計られます。

このような巨人が、いまは、野球賭博で3人も、しかも、ピッチャーが捕まりました。
これは、根本から、その組織が瓦解していることの現れです。
昔の栄光などなく、巨人は虚人に成り下がったと思われます。

栄光にふんぞり返ったフロント、及び卒業された選手の意見や行動がが強すぎる球団、早く夢からさめて、既に張り子の虎になっている虚人を、明るい、親しみのある球団に戻してもらいたいものです。

高橋選手では、荷がおもすぎて、改革はおろか、強いフロントバックに振り回されて、来年も見る価値が無いなものか、彼の今後の選手生命を心配するばかりです。

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