あしたのジョー2015/09/06 19:55

やっと一息ついてきました。

7月から異動となって、送別会や歓迎会や、その合間に、新しい仕事の顔合わせ、またまた旧来の仲間の誘いや、趣味の集いなど、・・
6月末まで、出張が続いていた反動で嬉しい誘いが目白押しでした。

異動に際して、誰も何も、歓送迎会をしてくれないいのも、辛いもので、
声がかかるだけでも幸せです。
仕事より、夜の飲み会のほうが忙しかったです。

夏の旅行から返ってからも、写真の整理すらできない感じで、平日は夜まで多忙で、その反動で、休日はぐったりでした。

この休日は、2日間をかけて、写真の整理やフォトDVDの作成など必死に行って、なんとか妻君の機嫌も損なわないようにしていました。

嬉しいことに、7月から習う先生を変えた、フラメンコギターも、このところのレッスンで、基礎の基礎のレベルを突破できる見込みになりました。

60歳を過ぎて、決して習うには遅いと感じておりませんし、習い始める決心をした日が、一番若い日ですので、新しいことに挑戦するのは、楽しいですが、40数年間弾いていたクラシックギターの奏法を、フラメンコギター奏法に転換するのは思ったより、難しいです。

転職と同じで、新しいことを始めるには、過去の栄光を捨て去って、謙虚に新しい事を受け入れるのが王道ですが、習得した技術を一旦、無にして、再構築するのは大変です。

いまは、あしたのジョーのように、デビューを夢見て、無心に指導を享受しております。

道しるべ2015/09/13 19:51

鬼怒川が反乱して、常総市など大変な状態になっています。被災地の方々の心痛は、はかりかねないものがあります。
あらためて、日本は、地震、雷、火事、台風、豪雨など自然災害が多い土地であり、自然の中で、たまたま運良く,生かされている事を実感いたしました。

さて、昨日、久し振りに楽器屋さんにいって、「現代ギター」の最新号を見たら、ボサノバ奏者の佐藤正美さんが、7月30日に、呼吸不全で逝去されていたことを知りました。

私事、40代後半に、要請されて転職をしましたが、転職先のゴタゴタに巻き込まれて、人生どん底を味わっていました。

もうだめだと感じていた時に、たまたま、楽器屋で「ボサノバ」という、佐藤氏の書かれた教本を手にすることができました。
その本の中で、佐藤氏は、同学年ということ知りました。

人生行き詰まっている時は、趣味のクラシックギターを弾いても、心は開放されず、ギターを弾いていても、クラシックの硬苦しさや、がっちり決まった演奏形態の中で、仕事と同じように、逃げ場を失っていました。

この本に出会って、ボサノバの明るさ、表現の豊かさ、それに、なんといっても、ブラジルの陽気なリズムに、魅了されました。

最初は、ちっともリズムが自分の体になじまず、相変わらず、ノレない暗い演奏をしていました。

しかし、なんとか、環境を打破してなんとか、明るくなろう、逆境を脱却しようと、ボサノバのリズムに、明るいメロディーに、藁にもしがみつく思いで、脱却をはかりました。

この「ボサノバ」の教則本がなかったら、人生は、陰に陰に落ち込んで、破滅への道を進み、現在の自分がなかったのではないかと思っています。

この執筆者である、佐藤氏の演奏も聴きに行ったこともありますが、演奏している場面を見ているだけに、今回の早すぎるご逝去の報に、いまは何も話す言葉がありません。

秋に憂いを覚ゆ2015/09/23 15:06

今回の安保法案(国際平和支援法及び、平和安全法制整備法)の成立は、実に複雑な問題が絡んで、個人としては明確な回答をいまだに見いだせていないのであります。

私のこの見解は、多くの日本人が説明不足と感じていることと同じではないかと思っています。

尖閣諸島は、日本の領土という明確な回答をアメリカが行わないで、ひたすら中国脅威論を煽って、今回の軍事同盟に結びついた気がしないではありません。実際中国も、日本にアホな鳩がいた時代に、防衛ラインが崩れたと判断して、大挙して様子を見る行為に出ました。

今回の安保改正は、アメリカにとっては、東アジアの戦力バランスをとらせることで、アメリカの負担軽減と武器輸出に依る、貿易収支バランスをとっている戦略の一部でしょう。

ここに、福島県の原発の大事故に依る、原子力発電に依存できない日本に対して、アメリカが苦労している中東の安全協力が石油の確保に貢献できるとする思惑で、日本もついに軍事同盟を結ぶことになりました。

エネルギーもない、食料のない、資源もない、人も少なくなってきた、日本という国が、スイスの様に、大国の中間に位置して、どの国からも、安全の均衡を破るために手をだすことができない国と違って、中立を唱える事ができず、常に大国との間で生きていかざるを得ません。

寛大寛容、多くの思想と人物を創出した大昔の中国と違って、現在は、単一思考の「金の亡者」に取り憑かれ、領土拡大に走っている状態では、日本の選択は、中国との協調より、アメリカに加担するしかないのかもしれません。

また、いま世界中のいたるところで勃発している戦争が、すべて一神教に端を発していることに、八百万の神を信奉する国の民族にとって違和感を感じており、素直に、石油のためだけに、西欧社会の一方に加担できないもどかしさを感じおります。

選民だけが[ノアの方舟]に乗れる思想でなく、日本の武器は、「しょうがない」「寛容」「共生」「八百萬」「柔軟」「禊」「輪廻」「お天道様」「生者必滅」の思想しかありません。

現代戦争に、後方支援等ありません。ドイツは日本と同様の安保条約を結んだ時に、一挙に54人の死者が出ました。

日本も軍事同盟を強化してしまったからには、多くの自衛隊のみならず、日本の国内でも犠牲者が沢山出ることになるでしょう。

日本の漫画が世界を席巻したように、日本の武器を持って、平和を安全に寄与するしかありません。

シルバーウィークには千葉に2015/09/27 21:30

今年は、休みの並びが良かったのか、シルバーウィークとかやらで、5連休の休みを取ることができました。
これに、24日、25日に有給休暇を入れて9連休の人も多かったのではないでしょうか?

もっとも、定年を迎えると、サンデー毎日になるわけで、この連休の嬉しさは、サラリーマンとして宮仕えしているものにとって、あと2~3年のことだと思うと、妙に愛おしい気持ちになります。

さて、我が家の場合、かみさんの都合で、夏休み以外は長期的に休日を前もって予約することができません。
直前までどこに行くのか、休日はいつ取れるかも予定が立たないので、今回の連休も行き当たりばったりでした。

前職の仕事では、連休の休み前に、発注者から仕事を依頼され、休日明けに、提出させられる場合が多かったので、連休と行っても、ほとんど連休を完全に消化することはありませんでしたので、行き当たりばったりの動き方は、似たようなものです。

千葉県にある、鴨川グランドホテルは、別館にコンドミニアムがあって、リゾートマンションを大人数で泊まれば、ホテルに泊まるより、一室あたりの宿泊料金が安くなるシステムがあり、しかもかなりな面積の部屋を借りることができ、以前、子どもと、祖母をつれて利用したことがありました。

鴨川グランドホテルが、「湯屋 海の回廊」という温泉大浴場がリニューアルした情報を、愚妻がテレビの情報で知っていました。

インターネットで検索すると、日帰り入浴とランチ (4000円)を楽しむという企画プランが在りましたので、どこに行こうかと検討して早速申し込むことにいたしました。

急遽申し込んだは良かったですが、交通手段がなかなか決まりませんでした。
車を持っていないので、電車か、バスでしか移動手段がありませんが、いずれを選択しても、東京からの往復で、一人、最低5000円はかかることが判明いたしました。

1万円余りも使って、温泉に入って、ランチを食べて帰ってくるだけかと諦めていましたが、その時 「GOGOチケット」という、格安割引券を知ることのなりました。

このチケットは、往復の安房鴨川のシーワールドまでの往復のバス運賃と、鴨川シーワールドの入場券がセットで、5500円になったもので、往復の運賃を差し引くと、なんと500円で、シーワールドに入場できるものでした。

遊園地を楽しみ、温泉を楽しみ、しかもランチは、オードブルは地魚のテリーヌもしくはスープ、イサキのソテーとイカ墨のアランチーニ、デザートは、ティラミスとソルベ、コーヒーと、焼きたてのパン3種類の豪華な食事が、GOGOチケットを使うことで、9500円で味わう事ができるようになりました。

シーワールドのシャチ、ホテルの食事とも期待を裏切られることもなく、とても満足できるもので、温泉も、露天風呂と岩盤浴ですっかり長居させていただくいて、秋の一日を楽しむことができました。