1月新春に寄せて2022/01/10 09:28

新年が明け、2022年がスタートいたしましたが、放映の哲学が無いマスゴミの放つ痴呆な情報で、相変わらず騒がしいスタートとなりました。

3連休は、渋谷にある建物の見学に行ったついでに、食事をしてきました。
渋谷の街も多くの人でにぎわっていて、人は、本能的に危険と危険でないかを嗅ぎ分ける能力があるのかわかりませんが、(オミクロン株のコロナが蔓延し始めましたが)、食事をしようと予定していた店でも、満席で活況を呈しておりました。

ちなみに、一日にコロナで亡くなる人は、9日時点で全国で2人、
一方交通事故での死亡者は、昨年は一日7.8人の人が死んでいます。
現在の状況は、交通事故者は一日当たり、1600人程度ですが、死亡する確率はコロナ死亡者より多いのです。

今年は、いよいよ古希を迎えるということで、ますます一年一日が大切なものになっていくと感じます。

必ず、負ける老いとの勝負にいつまで拮抗しているか、いられるかは、
気力、体力にまして、継続力、胆力や、知力、洞察力が必要と感じてきております。

例年、紅白歌合戦で、昨年の総括と今年の動向を判断するのですが、
日本が、コロナ、コロナといって門戸を閉めているうちに、思考が縮み思考になって、クリエイトな世界でも遅れが出始め、彼我を比べても、次世代についていけないギャップを感じ始めました。

アニメや、エンターテイメントの世界では、日本は独自の進化を進め、世界に近年まれにみる独自な文化を誇っていたのですが、いつの間にか、周回遅れとなり、新しい動きに文化的、芸術的にも遅れが出ていることを感じております。

文化は東進すると昔から言われておりますが、極東の文化のるつぼから発生した、ジャパン、ジャパネスクが、(アメリカに渡り)、ヨーロッパに転進し、中国に入り、そして韓国で新しい文化や芸術が花開いて、今では日本が周回遅れであることを突きつけられています。

エンターテインメントの世界も、韓流が主流で、音楽もそこから出てくる、リズムも、また映画でも世界の主流になってきました。

日本を代表する漫画の世界では、中世の時代から絵巻物として発展してきたのですが、右から左に絵物語が進んでいく形式をとっていたのですが、韓国や中国など、絵巻物の世界を持っていない国から、スマホの影響で、今では映像の流れが、横スクロールから縦スクロールの表現方法に変わってきました。

横の動きが縦になる、言葉を極力減らして、激しいリズムとメロディと体の動きや色気で表現する
一種の求愛の動きです。

この表現方法は、言語を持たなかった土人の文化のように、リズムと単純に繰り返されるメロディ、縦の動きを入れることで、次への期待感より、その場限りの短絡的、挑発的な性衝動を誘発する流れになってきます。
言語を使わなくて表現できる世界は、より動物的であります。

じっと耐えてもコロナは、全員が感染するまで治まらないのですから、
また、国を閉ざしても、つぎから次へと新型の病気が世界から持ち込まれるのですから、いたちごっこの思考を辞めて、
海外留学生を早く日本に入れて、若い人の感性が初々しい時に交流させて、日本人であること、日本の文化とは何かなど、一生涯にわたって思索を継続できる力を次世代の若人に養わさせるのがいいです。

コロナが蔓延して、政権が倒れないように、自己保身する首長の面々は、目先の国の安泰も必要ですが、将来にわたる哲学、方針を貫く必要があります。

その点、イギリスの首相はウィズコロナ政策で生きる哲学を持っていますし、多くの伝染病と戦ってきた国の歴史があります。
江戸時代に確立された鎖国文化の日本と、
方や、7つの海を支配した英国の考え方の違いかもしれません。

コロナ感染者のグラフを見る限り、ピークアウトはもうすぐだと感じています。

本日掲載の写真は、渋谷スクランブルスクエアでの13からで、NHKが行っていた大河ドラマの「13人の鎌倉殿」のプレゼンテーション会場から、富士山を望んだ写真です。