浪人といえば2020/04/12 13:53

今日は、つれづれに日常をスケッチしてみました。


浪人と言えば、
真っ先に思い出したのは、
元スマップの稲垣吾郎さんです。

NHK朝の連続ドラマ「スカーレット」に、医者として登場しました。

朝ドラ「スカーレット」の話は、
貧しい中で、陶芸に芽生え
女として初めて陶芸作家になった女性の生涯を扱った番組です。

陶芸を教えてもらった夫を、家庭を金銭的にも破壊するほど作家活動にのめり込み、あげくの果て夫を捨てて、陶芸家を選択します。

しかも、夫婦のかすがいであった息子が、
二人の仲をを取り持つように動くのですが、
最愛の息子を白血病で亡くし、また、夫は去って行ってしまうのです。

スカーレットという表題は、
映画の「風と共に去りぬ」の主人公スカーレット・オハラを隠喩として
ドラマの題名に忍ばせていますが、
映画「風と共に去リぬ」でも。スカーレットが、
自ら幸せを壊し、最愛の娘も、夫もみんな、去って行ってしまうのです。
ドラマはその終わり方と一緒でした。

何でこのドラマの人気が出ていたのかわかりませんが、この後半のやるせない、ドラマの進捗に稲垣五郎さんが登場したのです。
彼の登場で、毎回後味の悪い内容にほっとするものをかんじました。

彼は、スマップ解散後、3年程度、業界から干されていて、音沙汰がなかったのです。
しかし、ドラマの演技を見て、浪人を糧に本当に成長した姿を見せていただきました。

彼は、スマップ5人の中では、飛び抜けた才能も無く、常に脇役に甘んじていた人で、演技も歌もルックスもほかの人のようには派手さがないので、グループの中で埋もれていました。

キムタクの様に、早くから自分の殻を脱皮させたいと思っていた人と
スマップは、考え方の違いで、仲違いの様にして解散して行ったのです。
稲垣吾郎さんは、プロダクションに逆らった見せしめに。この3年間の浪人生活の憂き目に遭ったのですが、この浪人時代が、彼を一流のスターにして芸能界に戻しました。

それに比べて、中居さんは、先週能土曜日に、新番組でニュースの番組を立ち上げましたが、彼の商品の鮮度は明らかに落ちていてマンネリな感じを受け、もう見なくても良いという感じをうけております。

なぜ、スマップが解散し、他の4人が去って行ったことが、未だにわかっていない感じを受けております。
脱皮できない蛇は死んでしまいます。

長い浪人時代に自分を磨き続けた、稲垣五郎さんに、このNHKドラマを踏み台に、どのように新しい自分を羽ばたかせるか期待しております。

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