イベント中止 ギフテッドの人たちは?2020/03/01 19:30

ディズニーランドも、スカイツリーも営業を中止し、
また、各種のイベントが中止になっています。

見えない敵である、コロナウィルスの影響です。

小中学校もついに、春休みいっぱい休校となって、事態はだんだん深刻さを増してきました。

安倍首相も、野党の愚問に振り回されていたので、今頃になって、緊急対応策を出してきたが、遅すぎるとバッシングをうけております。
優秀な上級公務員を愚問回答に多くの時間を取らせてしまった弊害です。
北海道知事は、その点、決断力があって素晴らしく、加藤厚生労働大臣の指導力、率先力に対する無能さと比較するに付け、その彼我の差は大きいです。

会社も、来週からは、ほかの会社の人との会合は中止となって、活動はさらに自粛体制になってきました。

友人の医者が話すには、例年より、手洗いやマスクを付ける人が多いので、患者が少なくて閑散としているようです。

先週白内障の検査に行ったときも、できる限り病院に行かないようにしているのか、病院に来るひとも少なくて閑散としていました。

近所の小児科医院も、例年では、インフルエンザや風邪で、子供の発熱や体調不良で、混み合っており、駐車場も取り合いになっているのですが、先週の土曜日は閑散としていました。

本日掲載の写真は、2月14日に行なわれたフラメンコ・ギタリストの供宴でしたが、この頃は、まだ観客は一杯で、会場も立錐の余地もありませんでした。

私のフラメンコの先生は、2月24日のレッスンの時に、各種イベントが中止になってしまって、食っていけない状態になってきたと言っていました。

「ギフテッド」といって、人と違って恵まれた才能を持っている人は、音楽にかぎらず、芸術一般、数学などの学問分野でも存在しています。

いくら才能があっても、今回の様に一斉に自粛モードに入ってしまうと、彼らは、パート以下のフリーター扱いですので、国の補助対象から外れていますので、一挙に食いっぱぐれてしまいます。

写真に掲載の、徳永兄弟は別格ですが、
沖縄県出身の富名腰健多さんは、若いのですが、とてつもない才能に恵まれております。

一連の騒動が終われば、また、私の先生を始め、才能のあるギフテッドの人たちを応援しに行きたいものです。

人 物 金の動きが2020/03/08 10:51

街に活気がなくなってしまったようです。
私の会社も、ついに出張自粛、自宅での業務も可能となってきて、
コロナウィルス対策強化に乗り出してきました。

オリンピックが行なわれなくなったり、このまま中国経済が回復してこないと
もの、人、金の動きが一挙に無くなりますので、
ハイパーインフルになる可能性が出てきました。

ものがないから、ものの値段があがる。
これは、一連のマスク枯渇騒動や、トイレットペーパー不足で
一挙に、関連商品もどさくさに紛れて、ものの値段が上がった事で実感しました。
いったん値段が上がったものは、今度はそう簡単には下がらなくなってしまいます。

日本の食料の自給率も20%を割っていますので、
海外の影響をもろに受けますので、率先するのは自国の人を食べさせる為に、
日本への食料は必然的に高いものになってしまいます。
外食産業も、この春からは一挙に値段を上げていくでしょう。

もの。人が移動しなくなると、
交通陽、輸送費の収入が減るので、従業員のコスト対価を現状のまま維持するには、
移動コスト、運送コストを上げざるを得ません。
これは、ネット販売だけが活況を呈いしておりますが。いずれ
輸送コストアップ、人件費アップで、ものの値段に跳ね返ります。

会社の朋友は、飛行機で出張に行く予定ですが、
帰りの飛行機の乗員が定員に満たないので欠航となってしまって
対応に苦慮しております。
今後この動きは、さらに顕著になっていくでしょう。

ものが動かず、人も動かない状態になると、
日々の支出金額は、贅沢品を除いて変わらないのですから、
日常買い回り品は、少ない物の供給の中で、値上げをせざるを得ない状況となります。

以前は、アメリカが風邪をひけば、日本は重傷になると言われていましたが、
ここまで中国を密接な関係にあることがわかると、
現在は、中国の風邪が、日本を瀕死の重篤にさせることがわかってしまいました。

海外の富裕層は、日本の不動産価格が、失われた30年のデフレで、
安いことを知っていますので、
青山など都心の不動産価値のあるマンションなど、1億円をくだらないのですが、
来たるべきインフレの資産防衛と、投資のために即日完売になっています。


経済だけでなく、医療防衛面でも、
韓国があれだけ、短期間にコロナウィルスの検査が実施できるのも、
(検査試薬が、コロナウィルスに合致した物であったのも不思議です。
事前に情報を入手していたのかもしれません。
日本では、サンプル養成してとか・・・検査に戸惑っているのですが。)
彼らは常に、防衛および戦争を意識しており、
細菌戦争についても軍事的に整備が整っている現れではないでしょうか。
それでなくては、短期間にあれだけのアクションはできません。

いま、コロナウィルスが、日本の経済の問題点、弱点、医療防衛対応の遅さなど顕在化させてくれましたが、
日本の明日に対して、大きなうねりの中にいることが実感されます。

そろそろ、やられてから考えるのではなく、先手で国を守る事を考える必要が出て来たことを実感します。

今日は世の中縮み思考の中、
外出も自粛中ですので、「ジャガイモ」をつかった
レシピを公開します。NHKで放映した映像を、
スケッチしました。
大変おいしいですよ!!!

創作の現場に触れて2020/03/15 15:24

コロナウィルスで、すっかり世の中が変わってしまった昨今です。

平日の夜の宴会は中止、土日の行楽も自粛モードで、
飲食店や居酒屋、遊園地関連は大打撃です。

経済の壊滅的な停滞で、これから、コロナウィルスに罹患した人より
もっと、多くの人たちが、倒産したり企業から生産調整の為に解雇されたり、
最悪、自殺者が出てきてしまいます。

先週は、インフレの予測をしましたが、供給枯渇と
物が売れない、失業者がたくさん出回る事で、一時的には
インフレとデフレが相殺していくような記事が散見されます。

しかし各国が、大量のお金を非常事態宣言で、
つぎ込むことで、お金がだぶついてきます。
そのお金がその国に環流できればいいのですが、
多くの場合、投資効率の良い、人件費の安い、
物の生産拠点のある国にお金が流れます。

投資した先の国が、大量のお金が出回る事で、人件費があがり、
物の値段が上がってインフレになります。
そのインフレに伴って生産コストが上がりますので、物の値段に跳ね返り、
隠れたインフレは進んで行きます。

今までは、株価も20%も下落すれば、大暴落と言うことで
大恐慌に陥りますが、その後は1~2年で反発していくのですが、
ここまで来ると、今まで経済界が経験したことのない段階に
入ってきましたので、予断を許しません。

個人投資家に取っては、配当率が5%を超える企業も増え、
多くの会社の配当率が銀行金利よりも百倍以上多くなってきたのですから、
資本主義を信じる限り、企業は生産活動を、今日より明日が良くなるように、社員を鼓舞してあげようと努力しますし、従業員も今日より明日の給料が上がることを望みます。
従って、その会社に将来性があり、潰れなければ、
現在の市況での投資回収率はいいのですから、
いい会社、悪い会社を選別して、投資のタイミングを極めるにはいい時期です。

さて、誰にも先のわからないことで悩んでいても仕方ありませんので、
最近読んだ本を紹介します。

大島満寿美さんの
「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」です。
この本は、昨年直木賞を受賞して作品ですが。
人形浄瑠璃、歌舞伎の世界を扱った本として、いろいろな書評で取上げられていた物です。

著者は、「渦」と言う言葉で、作品がギリギリの追い詰められた精神の中で
創作 ここでは、「まる本」という、人形浄瑠璃の脚本ができあがる過程を示してくれています。

これは、建築業界でも同じで、新しい物を創作する過程での
生みの苦しみをうまく表現しています。

どの人でも、作りたい、創作したいという意欲は、3つまではあると言われているのですが、
3つの作品を作った後は、次の創作をどのように出すかということで悩みます。
多くの人は、その後は、その3つの作品の真似や、改変で、その後の創作活動に終止符がうたれ、世の中から忘れ去られていきます。

「風と共に去りぬ」を書いたマーガレット・ミッチェルさんは、
この大作を書いた後、もう自分の書きたい物はないといって、
筆を折ってしまいます。

いかに次を作るかの苦しみは、計り知れない物があります。
この苦しさかを乗り越えることができた人だけが、名声を手にしていきます。

奇行に走ったり、薬(麻薬)に溺れたりして
多くの有名人が潰れていってしまうのを、
現在では、テレビ放映で見ることができます。

「常識」という輪っかにはめ込んで、自分を含む凡人は、
彼らを判断するので、その後の仕打ちは激烈です。

小さい頃から一緒に遊んでいた、
年下の並木正三が、歌舞伎の世界に
アイデア、着想点など、どんどん新機軸を打ち出され
あせる身持ちなど、創作することに関わった人には
共感を覚えるでしょう。

また、登場人物に、人形遣いの吉田文三郎がいるのですが、
彼が、「人形浄瑠璃がもっとよくなる」という情熱、
お金がないから、銀主がら言われた金で、創作意欲を縮みさせてはいけない、
これならといって、銀主にお金を出させるような物を作り、それを演じたいと、情熱がなくてはいけないとする行動、半二(主人公)に叱咤するところなど、感銘を受けました。

物作りの現場にいる時の活気、打算のない行動、創作する事とはどういう事などかなど、、
著作者の圧倒的筆力で一挙に読ませていただきました。

柿の種に思う2020/03/22 19:20

エルビスさんの3月7日のブログで、「どーでもいい話ですが・・・柿ピーの話です。」という話題を取上げておりました。

このブログを読んだ為か。最近、マツコ・デラックスのCMで、本気で、人の心を無意識に変更させる作戦で、亀田製菓が、柿の種の比率を7:3にする動きを知りました。

また、せんべい部分(柿の種)が、7の比率で、ピーナッツが3の比率が
最もアンケートの結果良いとする、ホームページまで掲載しておりました。

亀田製菓としては、アンケートに則って、比率を変更するのだから、変更をを正当としたいのでしょうし、繰り返してCMを流すことで、無意識のうちに変更を容認させようとして居ますが、企業戦略として最も最悪の変更を試みたと思っています。

企業は、世の中に製品を提供するときに、自社の製品に絶対的な自信と質(製品の味、品質)を保証しています。

それが、自社のブランドにぐらつきが出て、世の中に説いたのは、自社の製品に自信を持てなくなった現れです。

自社ブランドの変更を促す。このような愚問を投げかけようとした、社員が社内に存在してきたことに、会社の危機、自社製品を愛せない人が出てきた兆候です。

亀田製菓は、新潟の企業でしたが、設立当初は、地元の農民が共同出資してできた会社で、地元のホープ的存在でした。
余剰米の使い道としての道筋を立てたのもこの亀田製菓でした。

次に、7:3の根拠が、重量比であることを、CMでは、丁寧に説明しておりません。
そのため、比率を変えた後の製品が、ピーナツが何も入っていないでは無いかとか、ずいぶんピーナツをケチってしまったと思われます。

本日掲載の写真は、上段が、亀田製菓のホームページに掲載の重量比の写真です。
中断が、個数比率で、6:4と7:3を表した、写真です。
個数比率でイメージした人が、重量比率の製品を見たときに。上段と、下段の写真を見比べれば、変更後が、愕然として個数を減らしたことがわかります。

また、アンケートで、50代以上の人が、6:4「を好むと分析していますが、ここでもターゲットを誤ってしまいました。

今の50歳以下の若い世代は、お酒離れが進んで、若者に人気の比率に変えたところで、消費は先細りです。
貧しい、学生時代を過ごし、安酒と柿ピーをつまんで、青春時代を過ごした人種と、若者では違っています。

若い人は、ワインだとサワーなどを好み、酒の種類の違いで、柿ピーは選択から外れます。
むしろ、アンケートをもって、50歳以上のひと、および20代の若人は
アンケートでも 5:5を好んでいる人が多いのですから、
これから、お酒を飲んでいく予備軍の世代と、おじさんに的を絞る必要がありました。

最後に、本日掲載の最下段の「ピーナツの年次のコスト推移」を見ますと、ピーナツのコストは約1.5倍程度上昇しているのですから、
ピーナツの重量を減らし、それに見合う、柿の種の重量を減らしても、経営的にもう限界なのです。

自社製品に絶対的な自信があれば、
ピーナツの個数を減らす、ピーナツの重量を減らすなどの戦略を建てないで、コストアップの宣言をすべきであったと判断されます。

ここにも、隠れインフレの悪癖が出てきてしまいました。

激しい変化と外交手腕2020/03/29 10:25

3月26日(木)は白内障の手術の為の詳細な検査を受けており会社を休んでいました。

午後、会社から緊急メールが配信され、27日から、4月12日まで在宅勤務命令が発動されました。

小池都知事の外出自粛要請を受けての会社の対応です。

急な話の展開で、金曜日はあたふたと自宅待機勤務となりました。

自宅勤務対応には、ネット環境と、TV会議システムが欠かせませんが、当方のネット環境の良さ(スピード、容量の多さ)と、相手先のネット環境の良さに依存しますので、在宅勤務初日は、まだ1000%稼働とはなりませんでした。

まだ、サラリーマンをしている身にとっては気楽ですが、保証の無い自粛や、今後、起こる可能性の高い、都市封鎖(ロックダウン)に対して、国の保証がない場合は、逆にどのような事態が起こるか心配です。

以前勤めていた会社では、一年間も給料遅配が続き、退職する時点には、4か月も給料が出なかった経験をいたしました。
役職者であった私は、納品が終わっていない仕事に対して前倒しして、入金してもらうように金策に走ったりしましたので、そのときの恐怖感がよみがえります。

多くの人が失業し巷にあふれ、事業主の自殺も増えてしまう事が心配であります。

このような緊迫した状況の中でも、うれしい話はありました。

深く物事を考えない人が増えてきましたので、オリンピックが延期したら急に、コロナウイルス感染者の情報を出してきただの、すべてはオリンピックの為に、国も都も動いているとか批判ばかりしている人がおります。

すべてオリンピックの為に動いてきたのは、当たり前の事です。
4年に一度の開催を厳守する歴史をたどれば、本来は当然東京オリンピックは中止です。

この当然中止になるところを、安倍首相、東京都の小池都知事を含む、日本のオリンピック関係者、およびIOCが強気のオリンピック開催を主張する演技をすることで、海外から延期の声が上がり、水面下で外交を重ねた結果、オリンピック中止をギリギリのところの逆転劇で、延期に持ち込むことができました。

オリンピック委員の頭の悪い人や何も考えない、あほなマスコミは、責任者を飛び越えて、延期する方がよいなど、勝手な発言で、茶々を入れましたので、野次馬は権謀術策がわからないので、見ている方がイライラしておりました。

日本は、外交能力が無いので有名で、他国と国境に接している国とは違って、社会や組織などの集団内において物事を利己的な方向へと導き、自分の地位や評価を高めるために計画や技を用いる技術に劣っております。

先の戦争でも、ルーズベルトの罠に落ち、戦争に走らされ、その後もずっと負の遺産(日本にだけ戦争責任があり悪いとする考え方)に引っ張られているのは、ひとえに日本の外交能力が無い事の表れです。

今回は、本当に日本の外交の勝利でした。

アメリカのトランプ大統領を早々に巻き込み、海外のスポーツ関係者が、日本は安全なのに、自国の選手を派遣させることができないので、延期してくれとする声を揚げさせ、その声を集約し、延期の道を切り開き、テレビ放映のオリンピック中止による損害賠償からも逃れることができました。

今度は、保証のない自粛、ロックダウンに対して、どのように日本が、次の手段に打ってでて、お金の流れを生み出すかが、世界が注目しております。
ただ、金をばらまいても、他国の人と違って、すぐに貯金に回してしまう国民性ですから、期限付きの魚券、肉券など、微細なことから、お金を使わせて消費を高め、お金の流す方策をどうするかです。

なんとか、この未曾有の世界の危機からいち早く日本が脱出できるように知恵を絞っていただきたいです。
今度は、内政手腕の見せ所です。