富士山信仰2017/10/15 15:38

今日は、あいにくの雨です。
秋雨前線が停滞しているとかで、今週はずっと天気が悪くなりそうです。

先週の3連休の中日に、ロマンスカーに乗って箱根に行ってきました。
天気予報が、快晴になるとの知らせだったので、喜びいさんでプチ旅行を試みたのです。

3連休なので、前々日の予約で、新宿発、朝7時か7時半のロマンスカーしかとれませんでしたので、朝7時半の切符を予約しました。

箱根湯本におりたら、驚いたことに、予想していたとはいえ、すごい観光客で、ごった返しておりました。

今回の目標は、旧国道一号線フリー切符を買って、芦ノ湖、富士山の景観と箱根神社と駒ヶ岳ロープウェイが目的でした。

元箱根行きの臨時便のバスに乗って、芦ノ湖まで行きました。

快晴でしたが、上空は雲がほとんど無かったのですが、周辺は、前日の雨の影響か、雲に覆われており、肝心の富士山の勇姿を拝むことができませんでした。

私は、静岡県出身ですが、静岡の人にとっては、富士山は、一種畏怖の気持ちを込めて拝する対象です。

私の出身地、東海道53次の見附の宿というものがありますが、西の都から江戸に向かう途中で、富士山がやっと見えるところ、「見つけた」と言ったのが謂われとかですが、見附の宿、その後 富士見町を抜けるところで、富士山が顔を出します。

かぐや姫では、月に帰る時、お別れに愛する人に不死の薬を授けるのですが、かぐや姫の想い人は、この山で、彼女がいなければ生きていても仕方ないと「不死の薬」を燃やしたとかで、ここから不死山、富士山になったとかです。

神が宿る山、富士山は、静岡県民にとっては、とても大切な山ですが、富士山の姿を見ることができるか、できないかで、次の方向性への願をかける気持ちもあります。

いろいろ悩んで、方向性がわからなくなったとき、富士山が見えたら、右に、見えなかったら左の方向に進むなど、人生の多くの選択に直面したとき、幾度となく、富士山に問いかけをしてきました。

今回は、快晴という状況の中で、富士山に会いに行って、その姿を拝むことができなかったので、私の中での方向性は定まりました。

その後、駒ヶ岳ロープウェイに乗らないと行けない箱根元宮を含み、箱根(3社)神社を拝して、楽しい旅行をすることができました。

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