素敵な演奏会を堪能しました。やっぱりLIVEです。2021/03/14 19:36

緊急事態宣言が一向に解除になりません。
コロナ感染者数だけ毎日報道していて、
その中身について言及がないので、だらけた自粛です。

皆が知りたいことは、
何処の地区で発生しているのか、
死亡者は、何歳の人だったのかとか、
何をしたから、感染したかを知らしていません。
その為むやみに恐怖だけ煽ってしまっているので、いけません。

オリンピックも、そのために、コロナに打ち勝つという前向きな人の意見を排除して、海外の観客を入れない方針となってしまいました。
KYという元柔道選手のオリンピック委員が、オリンピック委員会の獅子身中の虫ですが、委員にもかかわらず、開催を具体の方策として前向きに検討することも行動することもせず、中止を叫んでいますが、
空気が読めない人がいるばかりに、議論が進まず、森さんは失脚し、そして今では、IOCから、オリンピックに対する備えがなっていないと、はっぱをかけられる状態になると、日本という国が外圧でなくては変われない恥ずかしさを感じます。

コロナに打ち勝った証としての開催と命題を決めたのですから、
コロナに打ち勝つ方法を示すべきで、それが、いつの間にか、負の方向、負の方向と、陰に陰に流れています。

さっそくギリシャなどは、予約した飛行機や宿泊代のキャンセル料の支払いを請求する動きになってきました。
この先、どのくらいの国が、賠償請求をしてくるか、
私が以前記載した、契約社会の恐ろしさに火がついてきた感じがします。

さて、
3月13日 先週の週末の土曜日に、
実に14か月ぶりにコンサートに行くことができました。

前回コンサート会場に訪れたのは、東京文化会館の「ニューイヤーコンサート2020」でこの日は、2020年1月3日でした。

コンサートホールの演奏以外では、
2月14日のカサ・アルティスタのフラメンコギターのライブに行ったきりで、
おおよそ、生身で演奏している場面に出合うことなく、一年余が経っておりました。

やー!今回の「木村大×沖仁ギター ギターコンサート」は実によかったです。
まだ、昨日の余韻が残っております。
やはり、演奏会は、「生で、演奏者の息遣いが聞こえないといけない」とつくづく感じました。

木村大さんは、日本のクラシックギター会の若手のホープで、
そのテクニックは、右に出る人はいないと思われるほど技巧派のギタリストです。

一方、沖仁さんは、日本のフラメンコギターのトップギタリストであり、
2010年、3大フラメンコギターコンクールの一つであるムルシア“ニーニョ・リカルド”フラメンコギター国際コンクールで、日本人で初めて優勝し、
その名声は世界でも不動の地位を確立した人です。

沖仁さんは、もともとはクラシックギターからフラメンコに転向した人ですので、彼の奏でる音は、繊細でしかも、裏付けられたテクニックとその、ルーツから、フラメンコにとどまらず、幅広い音楽を展開している人です。

演奏された場所は、ティアラこうとうの大ホールで収容人員は、1228名とのことですが、当日は、コロナ禍の緊急事態制限下ですので、座席は一列おきに座るようになっていましたが、全席満席でした。

演奏された両名も、一年ぶりのコンサートの事と話されており、
今回、3月13日に集うことのできた観客は、私を含めてラッキーでした。
ビバルディの四季も、ギター2重奏で演奏するという挑戦的なプログラムでした。

久しぶりの演奏会、しかも挑戦する曲目がてんこもりで、演奏者も
聴衆側も、ライブ感に感動してホール全体が、
今までの自粛のイライラが爆発したように一体となっていました。

拍手が鳴りやまず、アンコールに答えてくれたのですが、
若い木村大さんですら、息が上がっていて、しばらくトークを続けないと
アンコール曲が弾けない状態でした。

その後、また大喝采の中で、
木村大と沖仁が、チックコリアの「スペイン」曲を締めくくりましたが、
観客の多くは、感動してスタンディングオベーションとなり、
いつまでも鳴りやまない拍手と、演奏会に生で触れることができた感動を共有していました。
こちらも、思わず、感動で涙が出そうでした。

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