二度と負けないこと2017/11/26 21:26

一年を無事に大過なく過ごすことができた御礼と
来たるべき年に向かっての安寧と家内安全と発展を願って、
恒例の年中行事、神社、仏閣へのお参りです。
先週は、明治神宮への参拝、
本日は、浅草浅草寺への参拝を行って来ました。

表参道や明治神宮も、浅草浅草寺界隈は、ごったがえす人で、あふれかえっておりました。いずれの地も、外国人の来訪者の多いことで、数年前の様相とは一変しております。
浅草は、日本人が居ないのでは無いかと思うほど、多言語の会話が聞こえてきて、ここは異国ではないかという状態でした。
日本が海外の人に認知され、来訪する人を迎えいれるができるようになることはよいことです。

さて、参拝のお礼参りの形を取るごとに、
今まで、もやもやしていたものが、塩野七生さんの「逆襲される文明」という本を読んですっきりしました。

なぜこうも宗教がはばを利かせる世界になってしまったのかという疑問について、「国産」できた半世紀という総括の弁で締めくくりを行って、書かれたエッセイ。

日本人が外国の考え方に逆襲されない、負けない為の知恵が、ふんだんに書かれており、日本が二度と負けない知恵を、長くイタリアで暮らしてきた、外から日本を見つめてきた、おばさんならではの視点で記載されております。

外人が多く日本に入ってきている現代、両手を広げ、迎合するだけでなく、一度外から日本を見ている日本人の、日本観、危惧感を学ぶのもよいことだと思いました。