ついに黒船に2017/07/02 20:03

7月2日、本日までアマゾンのプライム会員の年会費が、1000円引きとのことで、ポチッとしてしまいました。

インターネットが普及し、そんなに時間が経たない頃から、アマゾンを利用していました。

このところ、急にプライム会員の勧誘が激しくなり、通常料金での発注でも、注意深くボタンを押さないと、プライム会員の1ヶ月無料体験に引きずり込まれるほどでした。

私は、このボタン操作で、商品を買うときに、2回も間違えてボタンを押し、その度ごとに、プライム会員の継続登録をキャンセルし、終いには、この煩わしさで、アマゾンを利用しないで、他の通販会社を選択するようにもなっていました。

しかし、最近は、通常のお店のPOSシステムが発達した為か、以前買った商品が、もう、次の時に買いに行っても置いていなくて、違う商品が並ぶようになって、POSの影響で、めまぐるしく店舗内の商品構成が変わってしまうようになりました。

こうなると、通販に頼る機会が多くなり、アマゾンのプライム会員の、配達に時間指定ができる 一定の金額を超えなくても無料で配達してくれる 会員のだけの安売りがある 映画が無料で見ることができるなど、
そのメリットに、一目置くようになりました。

日本企業の、YAHOOショップ、楽天、本は、電子リーダーの生産を継続していたときは、ソニーリーダー店と、日本企業を応援していたのですが、ついに外資の黒船の威圧攻撃で、軍門に降ってしまいました。

アマゾンが、このまま勢いを持ち、日本市場を席巻するようになると、アメリカでは、すでに、商店モールが崩壊して、出店する店がなくなってしまってゴーストタウン化しているように、日本でもいずれは、お客が訪れなくなって、モールを持った店舗群もなくなってしまって、仮想店舗だけになってしますのではないかと危惧しています。

身近には、もう、一般書店が町から、どんどん消えています。
新宿の三省堂 銀座、池袋のブックファースト 買い回り店では、錦糸町リビンの本屋など、退店してしまって残念なことです。

商品は、仮想店舗で購入できますが、実際のお店に行けば、偶然の出会いがあります。特に本屋は、偶然が偶然を呼んで、全く新しいジャンルに出会うこともできます。

目的がなく、うろつく、犬も歩けば棒に当たる、仮想店舗に勝ち抜くキーワードは、出会いとつながり、偶然と連鎖の楽しさかもしれません。

衣料品や身の回り品によくありますが、値段をわざと隠して、商品陳列をしているようなお店(特に、デパート系のお店)は、今後は確実に淘汰されていくででしょう。

コストを隠した時点で、出会いも商品連鎖もなくなります。それなら、仮想店舗で値段を比較し、購入すれば十分です。

日本のマーケットの動向には、これかも興味が尽きません。

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