新 おじさん雑感 （仙人ー俗人）

今年の夏休みも、あっという間に終わってしまいました。
とは言っても、
今の会社に来てから、企業風土で欧米型の休暇を確保できるようになり、連続１０日程度の休日を自由に設定して取得できるのはいいことです。

これが、前職の時には、せいぜい休めて７日、通常は、お盆の前後をとって、５日間が精一杯の取得でした。

今年の１２月末日で、６５歳となって実質上の定年を迎えるのですが、あと４ヶ月しかないのですが、実感がわきませんが、
収入がなくなり年金生活で貯金の目減りを心配して旅行に行くよりも働いて収入があるうちに行くのが華かもしれません。

父親を早く亡くしたり、兄も５４歳の時癌を宣告されて、あっという間に他界してしまったり、友人を突然死で亡くしてしまうことなど経験すると、人の命は、限りがあるものですし、明日が永遠でないことを感じます。

ＭＯＴＡＬ　英語では、人のことをモータルと称することがありますが、日本語訳では、死すべきものという訳がついています。

そんな気持ちがいつでも根底にあるので、今年も思い切って、地中海に行ってきました。

写真は、ミラノ中央駅であります。
鉄道マニアには、一度は訪れたい垂涎の駅だそうです。

１５年前に、妻と義母を連れて初めてイタリアに行ったのですが、飛行機の大幅遅延で、ミラノ観光が中止となり、素通りしてしまいました。
観光できなかった契約不履行に対して、４５００円戻って来たのですが、ミラノが見れなかったことは、４５００円どころの悔しさではありませんでした。

今年は、テロの恐怖を押して、やっとミラノの地を踏むことができました。

ツアーで旅行に参加しなくなってから、６年余が経ちますが、個人旅行の良さ、悪さなど、しばらく紙面を汚していけたらと思っています。
トラベルに付きものの、トラブルにも遭遇しましたが、楽しい休暇を取ることができました。