縁 出会い ― 2015/02/11 17:09
縁とか出会いというものが、この歳になると、本当に偶然と日頃の嗜好、思考の賜だと感じます。
入学試験シーズンを迎えたり、結婚を迎えたり、就職を迎えたり、人生には、大きな出会いに遭遇する機会は、幾度とありますが、その出会いから発展する人との縁や、ものには人生を大きく左右するようになります。
また、その機会が幾度とあると言っても、入学、結婚、就職、人との出会いなど、それぞれの事象を一つを取り上げれば、その機会は限られた時間の中での一瞬のチャンスであるし、そのチャンスを逃したら、なかなかその機会を得ることはできないものです。
人やモノの出会いは、様々な状況で経験するものですが、その出会いを縁と言うものに発展させるには、常に、アンテナを張り自分を磨いていないと呼び起こすことができないのではないかと感じております。
最近新しいフラメンコギターを購入いたしました。
楽器店にいけば、どの店にもギターは、ゴロゴロとおいてありますが、
予定した予算と自分が求める音やギターを持った時の高揚感や、しっくり感を持ったギターに出会うことは、本当に難しいです。
楽器も人との出会いと一緒で、まずはその楽器の専門的な勉強をして、どの楽器が良い楽器かを知り、知識を頭にいれます。
その次に、その楽器を専門的に扱っている楽器店を幾つかも回って、出会いのチャンスを広げます。
最後に、限られた予算の範囲で、実際に楽器に触れて、自分とやっていける楽器か、自分の要求に答えられる楽器か試し弾きをします。
結婚は、年齢の枠、若さという限られた時間軸やその人にあった時の瞬時の好悪が支配するために、出会いというものが特に難しいです。
その点、楽器との出会いは、時間の縛りがありませんが、ある店で気に入った楽器は、他の店を探している間に売れてしまって、もう二度と手に入らない状態になってしまう時があります。
今回、出会った楽器は、スペインのコンデ・エルマノスという楽器で、昨年、突然ホテルで亡くなった、フラメンコの神様、パコ・デ・ルシア氏が弾いいていた楽器として有名な楽器です。
このコンデのギターも、パコ・デ・ルシア氏が弾いていた時代の楽器と違って、コンデ兄弟が袂と分かち合ってから、ギターの質が急激に落ちたギターと言われておりました。
しかし、まだまだ、世界の８０％のプロのフラメンコ・ギター奏者が愛用しているとの評判でした。
最初、購入するなら、評判の楽器が良いと思い、この楽器を置いてある楽器店で弾いた時は、やはり、名声を博した時の楽器と違って、ずいぶん音が悪く、持った感覚も相性が悪かったです。
その後、いろいろな店をまわり、次々にコンデを弾いたのですが、どの店でも満足することができす、ホセ・アントニオ、ホセ・ラミセル、アリア、エステベ、などいろいろな楽器に挑戦しました。
どのギターもしっくりすることができず、ついにギターは、質の高さで、日本人作家でないとダメだと思い始めて、その後は、スペインギターを探すのをやめて、横尾真人氏、黒澤哲郎氏などを日本人製作家の楽器を試弾しました。
そして、最後に、横尾真人氏のギターが、いままで探してきたギターで一番納得がいくと思い、最後の選択に至りました。
日本人では、一番黒澤さんの楽器が定評があったのですが、弾き比べるとどうしても納得が行かなかったのです。評判が良くても、スペインの風がどうしても再現されないのです。
骨太な音の、泥臭いジプシーのような感覚の横尾さんのギターに決めるまで、外国製の楽器は全く眼中になかったと言うより、あえて弾くのを回避していました。
最後に、この楽器に決めると思った時に、じゃ、コンデの弾いてみようと思い、再度、コンデ・エルマノスを店員に出してもらったのです。
そしたら、なんと、この楽器店の置いてあったコンデは、素晴らしく、2014年モデルで、新作が出るので、横尾さんの楽器と比較しても、若干高い程度で、値引きしておりました。
しかも、泥臭さも、華やかさも表現でき、乾いた大地のスペインの情景が浮かんで来る楽器だったのです。
最終判断の時、付き合ってもらった、我が「うる妻」も、このコンデフラメンコの音色を聴いて、なんで、ここでも、この楽器を弾こうとしなかったのかと言われて、横尾さんの楽器より良いとの後押しもあり、改めてまた、一生付き合うことのできる楽器に出会うことが出来ました。
店員からも、他の楽器との比較のために置いてみたが、まれに見る良い楽器だったので、荷して置いていたと話をして、この楽器を選択したことをとても喜んでくれ、大事に使ってもらえるという嬉しい気持ちでいてくれました。
毎日、会社から帰ってギターを弾くのが楽しみで、こんなにワクワクする楽器に出会ったのは、クラシックギターを2014年に購入して以来のことです。
いい出会い、良い縁は、努力していないと捕まえられないが、偶然のなせることも大きいとと感じています。
入学試験シーズンを迎えたり、結婚を迎えたり、就職を迎えたり、人生には、大きな出会いに遭遇する機会は、幾度とありますが、その出会いから発展する人との縁や、ものには人生を大きく左右するようになります。
また、その機会が幾度とあると言っても、入学、結婚、就職、人との出会いなど、それぞれの事象を一つを取り上げれば、その機会は限られた時間の中での一瞬のチャンスであるし、そのチャンスを逃したら、なかなかその機会を得ることはできないものです。
人やモノの出会いは、様々な状況で経験するものですが、その出会いを縁と言うものに発展させるには、常に、アンテナを張り自分を磨いていないと呼び起こすことができないのではないかと感じております。
最近新しいフラメンコギターを購入いたしました。
楽器店にいけば、どの店にもギターは、ゴロゴロとおいてありますが、
予定した予算と自分が求める音やギターを持った時の高揚感や、しっくり感を持ったギターに出会うことは、本当に難しいです。
楽器も人との出会いと一緒で、まずはその楽器の専門的な勉強をして、どの楽器が良い楽器かを知り、知識を頭にいれます。
その次に、その楽器を専門的に扱っている楽器店を幾つかも回って、出会いのチャンスを広げます。
最後に、限られた予算の範囲で、実際に楽器に触れて、自分とやっていける楽器か、自分の要求に答えられる楽器か試し弾きをします。
結婚は、年齢の枠、若さという限られた時間軸やその人にあった時の瞬時の好悪が支配するために、出会いというものが特に難しいです。
その点、楽器との出会いは、時間の縛りがありませんが、ある店で気に入った楽器は、他の店を探している間に売れてしまって、もう二度と手に入らない状態になってしまう時があります。
今回、出会った楽器は、スペインのコンデ・エルマノスという楽器で、昨年、突然ホテルで亡くなった、フラメンコの神様、パコ・デ・ルシア氏が弾いいていた楽器として有名な楽器です。
このコンデのギターも、パコ・デ・ルシア氏が弾いていた時代の楽器と違って、コンデ兄弟が袂と分かち合ってから、ギターの質が急激に落ちたギターと言われておりました。
しかし、まだまだ、世界の８０％のプロのフラメンコ・ギター奏者が愛用しているとの評判でした。
最初、購入するなら、評判の楽器が良いと思い、この楽器を置いてある楽器店で弾いた時は、やはり、名声を博した時の楽器と違って、ずいぶん音が悪く、持った感覚も相性が悪かったです。
その後、いろいろな店をまわり、次々にコンデを弾いたのですが、どの店でも満足することができす、ホセ・アントニオ、ホセ・ラミセル、アリア、エステベ、などいろいろな楽器に挑戦しました。
どのギターもしっくりすることができず、ついにギターは、質の高さで、日本人作家でないとダメだと思い始めて、その後は、スペインギターを探すのをやめて、横尾真人氏、黒澤哲郎氏などを日本人製作家の楽器を試弾しました。
そして、最後に、横尾真人氏のギターが、いままで探してきたギターで一番納得がいくと思い、最後の選択に至りました。
日本人では、一番黒澤さんの楽器が定評があったのですが、弾き比べるとどうしても納得が行かなかったのです。評判が良くても、スペインの風がどうしても再現されないのです。
骨太な音の、泥臭いジプシーのような感覚の横尾さんのギターに決めるまで、外国製の楽器は全く眼中になかったと言うより、あえて弾くのを回避していました。
最後に、この楽器に決めると思った時に、じゃ、コンデの弾いてみようと思い、再度、コンデ・エルマノスを店員に出してもらったのです。
そしたら、なんと、この楽器店の置いてあったコンデは、素晴らしく、2014年モデルで、新作が出るので、横尾さんの楽器と比較しても、若干高い程度で、値引きしておりました。
しかも、泥臭さも、華やかさも表現でき、乾いた大地のスペインの情景が浮かんで来る楽器だったのです。
最終判断の時、付き合ってもらった、我が「うる妻」も、このコンデフラメンコの音色を聴いて、なんで、ここでも、この楽器を弾こうとしなかったのかと言われて、横尾さんの楽器より良いとの後押しもあり、改めてまた、一生付き合うことのできる楽器に出会うことが出来ました。
店員からも、他の楽器との比較のために置いてみたが、まれに見る良い楽器だったので、荷して置いていたと話をして、この楽器を選択したことをとても喜んでくれ、大事に使ってもらえるという嬉しい気持ちでいてくれました。
毎日、会社から帰ってギターを弾くのが楽しみで、こんなにワクワクする楽器に出会ったのは、クラシックギターを2014年に購入して以来のことです。
いい出会い、良い縁は、努力していないと捕まえられないが、偶然のなせることも大きいとと感じています。
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