音楽資料室はありがたい2014/04/06 21:02

今年の春は、冬に戻ったり、大雨になったり、急に暖かくなったりして、気候が安定しない春です。

先週の日曜日は春の嵐のような雨でしたが、咲いた桜も何とか1週間持ってくれたので、少しは桜を愛でることが出来ました。

昨年より、フラメンコギターにのめり込んでいる話をいたしましたが、フラメンコギターを始めると、その情報量の少なさに唖然とします。

まずは、楽器店にフラメンコ・ギターを置いている店が殆ど無いことです。
次に、楽譜ですが、教則本も楽譜もほどんど楽器店には見当たりません。
また、教則本があったとしても、初心者の粋を脱していないもの、その教則本を買って、その先生につかないとわからにようなものが多いこと。
CDショップでも、フラメンコのジャンルをおいているところはほとんどないことです。

この、無い無いづくしのジャンルの中で、私がギターを覚えた50年前と決定的に違うことは、インターネットでほしい情報を調べることが可能であることです。
また、YOUTUBEで、演奏を聴いたり、奏法を確認することができることです。

いまの若い人と違って、おじさんの世代は、中学生の一番好奇心の旺盛な頃に、無い無い状態でしたが、少ない情報の中から、好きな人の演奏や音楽を採譜して、なんとか自分のものにしてきたことです。

さて、おじさんの特技は、無い無い状態から情報を手繰り寄せる力が強いことで、窮すれが道が開けるもので、インターネットと友人のアドバイスで、上野の東京文化会館の4階に、音楽資料室といところがあることがわかりました。
ここの音楽資料室は、多くの音楽関係の楽譜、雑誌、CDやレコードに至るまで、出版されている音楽誌をほとんど所有しており、一般に閲覧することができるのです。

桜の咲いている季節のまっただ中、JRの上野公園改札口を抜けるのも大変な人混みでごった返していた土曜日でしたが、資料室まで足を運んでみました。

登録を済ませて、昔の雑誌を何冊か閲覧させてもらって、所望の楽譜もコピーすることができ良い一日でした。

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