2010年12月の東京太郎2010/12/26 20:44

建築をなりわいにしていると、多かれ少なかれ、建設される建物について、クレームが付きまといます。

建設における、一番のクレームは近隣に与える影響で、建設説明会に出席いたしますと、やれ、日照時間が減ってしまうとか、建物の影響で、眺望がなくなるとか、電波障害がおこるとか、今まで通行していたところが、通行できなくなってしますとか、さまざまなクレーム出くわします。

建設主や、設計者は、建築基準法と民法で、検察される建物の合法性をもって、近隣折衝に対応いたします。

実際に自分が、被害者になったときでなければ、建設される建物の影響についての痛みは、わからないのが実情です。

さて、東京太郎こと、東京スカイツリーですが、このホームページを立ち上げた時の、つい半年前とはうって変わって、天高くそびえたつようになりました。

この、スカイツリーの建物ほど、建設途中から注目され、近隣のクレームもないほど、人々に愛されている建物は、ほかの事例では知りません。

まるで、東京で新しく生まれてくる、東京タワーの孫のような子供、「太郎」は、すくすくと育ちながら、多くの人に期待と繁栄を嘱望され幸せです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kinonkoya.asablo.jp/blog/2010/12/26/5610124/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。