新 おじさん雑感 （仙人ー俗人）

3月18日の土曜日は、季節が逆戻りした天気でとても寒い一日でした。

うれしいことに、息子夫婦が、引っ越し後、初めて我が家に来てもらいました。

人生、歳をとってくると、いろいろな事、（例えば、健康や金銭面、夫婦のあり方などなど）に直面し、若いときから事前に対応をしておかないと取り返しの付かないことが多くあります。

友人の中には、子供が家になついてくれないと言って、成人後は、家を出たきりで、盆暮れ正月に、実家に帰ってくれない子供を持っている人も多いのですが、
我が家は、お腹がすくと寄ってきてくれるので、嬉しいものです。

かみさんにとっては、自分の息子は永遠の恋人のようなもので、息子が家にやってくると言うだけで、前の晩から料理を作り始め、歓待の準備をします。
幸い我が家の息子のお嫁さんも、こちらに来て一緒に食事を楽しんでくれるので、2重に楽しさが倍加します。

今回、一番驚きと嬉しさは、引越祝いと、私の退職祝いに、
夫婦そろって旅行に行けるように、ホテルのペア宿泊券をもらったことです。

今までは、親にばかり負担をかけて、一度でも安心と言うことを実感したことがなかったのですが、今回は、親馬鹿ですが、子供達夫婦の配慮にいたく感動しました。

雨で外は憂鬱な日でありましたが、我が家が晴天で、おいしいお酒を、
午前11時半から、夕方18時頃まで堪能してすっかり酩酊してしまいました。

今日は、昨日の余韻を楽しみながら、綱島公園のサクラ鑑賞に行ってきました。

健康のために歩き、丘や山も駆け巡り、季節の風を感じて散策するのはとてもすがすがしいです。昨日の嬉しさがあり、すがすがしさは倍加しておりました。

私の勝手に決めている師匠の、外山滋比古先生は、自宅から東京までの定期券を買って、毎日、定期券の範囲で、下車して新しい発見のための散歩をしておりました。
定期は今のとこと必要ありませんが、新しい環境で、次の散歩コースを探すのはまた、楽しいものです。