日本の風土とスポーツ競技2019/11/03 19:50

ここ1ヶ月半は、土曜日もしくは日曜日にラグビーのワールドカップのTV放映があって、ゆっくり1週間を振り返ることができませんでした。

先週は、ラグビー放映の為、休刊したのですが、「脚気という病」を書いた先々週も、ちょうど、南アフリカと日本の試合が開催されたので、もっと書きたい内容であったのですが、試合のLIVEに、そわそわと早々に引き上げてしまいました。

私の所属している異業種交流会の合い言葉は
「一人は皆の為に、皆は一人の為に」をモットーに集まっている会があるのですが、ラグビー精神からとっています。

ラグビー熱は、この異業種交流から興味を持ったのではなく、
新日鉄釜石の松尾雄治氏とともに、故人であります。同志社大学でその後、神戸製鋼で活躍した平尾誠二氏の時代に入れ込んでいたのです。
確か1985年での頃です。

その後、テレビでアメリカンフットボールが放映させると、アメリカンフットボールに目がいき、ラグビーの肉弾戦の泥臭さが、アメリカンフットボールの華やかさに負けて、TVゲームでもアメフトのソフトを買って遊んでおり、
いかにも、「これがアメリカだ!」というショウビジネスに一時期魅了されておりました。

今回、日本で初めて開催されたラグビー(正式にはラグビーフットボール)をテレビでありますが、観戦して、ヨーロッパ発祥のスポーツに、再び魅了され、今まで、野球にしても、バスケットボール、アメリカンフットボールにしても、アメリカの商業スポーツに毒されていたことを感じました。

昨日、東京オリンピックのマラソンと競歩が、札幌での開催に決定しました。

理由は、東京の夏の気温と湿度にあるとのIOCの結論ですが。
まえまえから、巷では、死者がでると噂をしていたとおり、開催地に変更は余儀無いことでした。
そのIOCの強引さは、日本人の琴線に異音を出させ不評を巻き起こしておりますが、
一言、選択を誤っていたので、札幌開催で決断を飲んでくれといっていただければ、きれいにすんだ話でし、ノーサイドの精神を持つ日本人には納得されたでしょう。

さて、ラグビーですが、日本も今回4連勝で予選を通過したのですが、
予選当時の夏の気候が、ホームでの開催に援護射撃をしてくれと感じております。

ヨーロッパの気候では、特にイギリス、ロシアなどは、夏でも寒く日照時間もあまりありません。
それに加えて、湿気がこんなにある国もありません。

日本と予選で対戦した国は、日本の湿気でラグビーボールがうまくつかみことができない、
試合後半に、湿気とこの暑さでへばって日本有利になったと評している人もいます。
いままで一度も勝てなかったスコットランドに勝ったのも、彼らと互角以上にスクラム戦で負けなかった要因は、この暑さと湿気のたまものだと感じております。

マラソンも、札幌市に移されてしまいましたが、湿気と暑さの援護がない土地での戦い方に、ラグビー終了後は、関心が移行しております。

本日の写真は、コペンハーデンのクローンボー城ですが、本年 8月4日気温16℃でした。日本との気温差約20℃でした。

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