並ぶ2019/01/27 20:08

先週の日曜日は、朝早く目が覚めたので、朝6時に朝食をとり、日本橋三越前の、金子半之助の「天丼」を食しに行きました。

前日から、もし早く起きたら昼食は、この店に行こうと決めていました。

テレビの影響は大きいのですが、アド街ック天国で、三越前の紹介があり、この天丼の店を知りました。

提供される品は、980円の天丼だけです。
それに、ご飯が大盛りから少量までを選択できます。

http://kaneko-hannosuke.com/

朝10時15分に並んだときには、もう20~30人の行列。
午前11時には、表通りまで人がはみ出す勢いでした。

天丼は、某天丼チェーンで食べてから、
天丼は天ぷら油が悪くて、終日胃がもたれて、外食では食べないと決めていたのですが、
この店の人気に誘われてしまって、
本当に久しぶりの(約20年余)の挑戦でした。

約1時間並んで、そのおいしい天丼を食べたのですが、
質、量とも大変満足できるものでした。
この、質、量なら盛況も納得いくものでした。

腹も満腹に成った後で、冷静になり振り返ると、並ぶ時間がもったいないので、混雑する店には、行くのは辞めようと考えました。

20歳の若者は、80歳まで健康で、何でも食べらる時間があるとすると、あと60年も人生があるのですが、

66歳になった私は、後14年しか残された食を楽しめる時間がありません。

若者の4分の1しか時間が無いのです。
年寄りはいくらでも時間があるものと思っていましたが、とんでもありませんでした。本当に時間は貴重です。

私が1時間ならんだ貴重な時間は、若者の4時間になります。
彼らの1時間の余裕は、私にとって15分しか許されないのです。

時間は買ってでも短縮して、濃密な人生を享受しないといけないと考えました。

昔、大阪のユニバーサル・スタジオに行ったとき、金を払えば優先的に、アトラクションに乗れたのですが、貴重な時間を考えると、大阪の合理性は、納得のいくものに思えてきました。

時は金なりですね。貴重に使いたいです。