Eテレ(趣味どき)の番組をみて2024/02/23 20:00

街の花屋で買った我が家の玄関に置いてあるヒアシンスが、開花しました。

鉢に、少しの葉が出ていた3個の球根が植えられたヒヤシンスを買ったのが
1月中頃で、二日おきぐらいに水をあげて、
気温が10度以下に下がるときは、居間に入れて育ててきました。

子供が小さい頃は、
カブトムシを飼ったり、
ミドリガメや金魚をたくさん買ったり、
庭に、朝顔を植えたり、ホウセンカを植えたり、
子供の成長とともに、動植物を子供と一緒に育てる事をしました。

しかし、
植物や動物は育てるのが面白いですが、
子供が成長したり、転勤で居住地が変わったり、
転職したりした頃から退職するまで
生きるのに必死で、動植物にはあまり関心がありませんでした。

昨年、退職したら、よく回りも見ないで、働いていたなあと実感しました。
生きるのに必死なときは、本当は仕事は単に人生の一部ですが、
仕事がすべての中心で動いていました。
退職して、落ち着いて自分を振り返ると、それがすべてでないと言うことがわかります。

会社という組織から離れて退職などして時間のゆとりができると
Eテレ放送されている、「趣味どき」などという番組を見ると、
いろいろ生活の蘊蓄など、人生をいかに楽しく生きるかの放送が多いことが実感されます。

例えば、「人と暮らしと、台所 ?冬から春 」という番組をみますと、
台所が映し出す、暮らす人たちの知恵や生き方の極意、豊かに暮らすことの意味を感じるようになります。

このEテレの番組(趣味どき)の充実度は、裏返せば、皆、豊かに暮らす事への憧れがとても強いことの表れだと感じます。

仕事で長い間、犠牲となった時間、心を含め、捨ててきてしまった物を
いま、大事に拾い集めて、拾い集める事から、
豊かに暮らすことを考え始めている毎日です。

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