目の手術 ロボコップになる2020/06/07 10:30

緊急事態宣言も解除となり、6月1日から出社解除もつかの間、
6月2日に、白内障の手術をしました。

この時期にという疑問を投げかける人も多いのですが、
実際、手術した病院の紹介を受けて、病院に行ったのは2月末です。

白内障の手術は、今では、とても簡単になったとい謂われておりますが、
目は、失明したらもう、物を見ることができないという、
人間では重要な器官ですので慎重になります。

そのため、手術の成功率の高い、術後のトラブルがない、
手術機器が充実している、有名な病院に患者が集中します。

あまりにも有名な病院は、予約が半年以上先になるといわれていますし
有名なところは、押し寄せるクランケが多いので、
逆に、インターンに手術の練習をさせたりしますので、
予約待ちの長さで待ちくたびれてしまうことと、
誰が執刀医になるかは、運でしかありませんので辞めました。

また、白内障手術の本は、たくさん出版されておりますが、
多くの本は、白内障の原因と、手術方法、および、目に埋め込むレンズの紹介、自分の病院の先端技術の手術機器を説明しているのが大半です。

その大半の本の中で、100万円以上もする、多焦点レンズを埋め込むのが、眼鏡なしの生活のために良いと紹介されていました。
この保険のきかない、100万円余もするレンズが優れているのか、
単に、医者が保険外診療でもうけたいのか、本を読む限りでは、その真贋を見抜くことができません。

先に手術をした友人や会社の人の話を聞くと、多焦点レンズを勧めてくるが、
元々眼鏡を長年使ってきた人には、単焦点で大丈夫とのコメントをもらっておりました。

2年間通った眼科の先生から、紹介されたこの病院では、
担当医から、当然のごとく、単焦点レンズで執刀するということ、
本やパソコンを見る範囲を重視するなら、
この範囲を眼鏡なしにすることなど確認し
執刀医も、近場がよく見える単焦点の手術を受けた人でした。

検査初日に、ここは金儲けでなはい病院だと思いました。
実際、医者に、多焦点レンズを勧められたら、患者は弱い立場ですので、容易には断れないでしょう。

また、この病院の医院長が執筆した白内障の本をいただきました。
その本に、初めて白内障手術の変遷が記載されてあり、
昔の手術の記載があり「ぎょっ」とすると共に。
1980年代にようやく確立され、挿入されるレンズの進歩で今に至っているようです。

2月に初診、その後、通院して各種検査、および感染症の検査、
血中酸素濃度検査、
かかりつけ病院の医者の同意書など取り寄せ
手術前、2回の検査通院で、手術となりました。

本日、掲載のスケッチは、術後のスケッチです。
一日入院を申し込んだのですが、
コロナ感染の影響を病院側も心配して、日帰り入院となりました。
この顔面創痍の格好で、帰宅しました。
幸い次の日には眼帯がとれました。

術後1週間は、外部接触および、過激な運動および禁酒をされる必要とのことで、じっとして暮らしております。

ラッキーなことに、眼帯を外したら、世の中こんなにきれいだったのかと思い、
また、眼鏡なしで、近場はほとんど見えるので世界観が変わりました。

コロナ禍で、6月中の会社への出社比率は30%以下として、
在宅勤務率を70%以上にして業務を行う指示が出ておりますので、
幸い、会社も休むことなく稼働しています。

残念な事は、
次回、右目の手術をするまでは、目の視力が合わないので、ガチャ目であること

正常活動まで、3ヶ月を要すること

人類4000年、昔ながらの製法で作られたお酒しか飲まないのですが、
この禁酒の期間、たった1週間ですが。お水を飲めば良いのですが、
お酒に対して卑しいので、
人体にどのような影響が出るかわかっていない
ノンアルコール系ビールをお酒の代用品にして飲んでいることです。

今後の楽しみな事は
手術も無事終わり、サイボーグ化した目が完全に治れば、
映画や、コンサート、旅行、街歩きが楽しみですし
コロナ騒動の中で、インターネットで買い込んだ、
大量の本が、これからは、苦も無く読めることです。
また、篆刻や切り絵なども復活できます。

眺めの良いホテルや、
いま検討中のショートステイ先のコテージのハンモックの上や
豪華客船のデッキで、
ワインやビールを片手に
本を読む 音楽を楽しむ 思索を楽しむ。・・・

何か、わくわく感が出てきております。

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