奥の細道紀行 その5 松島編2 ― 2023/11/22 19:47

ずっと憧れてきた松島の地をやっと散策することができました。
前日の暴飲暴食もなんのその、朝からまた、朝食バイキングをいただいて、
旅行最終日を満喫しました。
旅行に出るという、非日常生活以外では、実に質素に、粗食に心がけ、
健康に良い食事を守っていますが、やはりたまに取る、旅行では
その箍(タガ)が一挙に外れてしまいます。
アルコールを控えている人が、たまに、羽目を外してお酒を飲むと、
その反動で体の耐性力がついて健康体に戻ると言われる原理かも知れません。
現代社会は、とにかく、情報量が多すぎますので、健康情報も溢れるほどあります。
しかもその情報に振り回されて、あれは、体に悪い、これは採ってはいけないなど、知識が増えれば増えるほど、日々の食事が楽しくなくなります。
たまに羽目を外すのが良いことは、自分の体が発する要求に忠実に飲食しますので、欠乏していた栄養素や日頃の自制心の開放を補う役割があります。
健康体でなければ、食も進みませんし、目の前に豪華な料理が並べられても食指は動かないのは、常であります。
たまに食べる御馳走(獲物)に全力で食らいつくのは、
日々の生活が粗食である、ライオンやヒョウの様な動物で、
人間も生物としての野生を取り戻す儀式であります。
人間もたまには野生を取り戻して行動すべきであり、全力で、獲物を捕る気概がなくなったときに、老化すればするほど大きく穴が開いてきている、あっちの世界に引き釣り混まれるのでしょう。
ホテルの2方向の窓から松島の景観を堪能し、
朝の9時から松島湾のクルーズ船に乗船して美しい島々と海を眺めてると、東北の大震災の時、多くの島々が、松島への津波を低減させた自然のすごさと、
何故、松尾芭蕉が「松島や ああ松島や 松島や」という俳句しか詠ずることができ無かったかがわかります。
松島の景観は、日本人の心象にぴったりの場所で、
すでに一度訪れたことがあると、その土地に行っていないのに、タイムスリップしたかのように感じますし、既知の景観であった様に感じ、
しかも、その自然の大きさ、豊かさが、自分の想像以上であり、
どんな言葉を発しても、自然の豊かさは表現できません。
また、その感動すらもずっと昔から、心象風景として日本人の心に松島の景観が住み着いてしまっておりましたので、
現実の松島に接しても、今まで夢見た松島以上の感動を呼び起こすことができなくて、歌を詠ずる事ができないのだと感じました。
約1時間の遊覧船での、松島見学を終えて、
次に有名な、瑞巌寺を参詣、この寺は、正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、現在は臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院です。
ここにも伊達政宗の息がかかった寺であり、収蔵庫など見るべきものがありました。
瑞巌寺拝観後、その流れで、隣に在る、円通寺に参拝したのですが、
ここは、観光ガイドブックでもあまり重みを持って取り上げられておりませんでした。
期待に反して、またまた、円通寺の日本庭園に魅せられました。
季節はちょうど、紅葉が色づき始めた頃で、日本の樹木はとても美しく、石畳や、飛び石、苔、白砂、石庭など日本庭園の構成要素を一つ一つ吟味し確かめて散策する
優雅な時を持つことができました。
お寺を出た後で、急にお腹が減ってきて、
ここでは、事前に予習していた「おさかな市場」で
牡蠣ご飯セットを頼み、焼き牡蠣、牡蠣の味噌汁
牡蠣の炊き込みご飯など、牡蠣づくしの昼食を満喫しました。
午後は、定番の五大堂など見学した後で、
ここも、ガイドブックではあまり取り上げられていなかった、「福浦島」を散策してヘトヘトになって、観光を切り上げました。
http://miyagitabi.com/matusima/hukuurajima/
この日は、早くも、16,000歩を超えており、
東北の名物の「ずんだ」を使った、
マンゴー・ズンダ・アイスパフェをご褒美に喫茶店で食して、
2泊3日の奥の細道紀行を完了したのでした。
初日、 13,143歩
2日目 12,516歩
3日目 17,155歩
芭蕉や曽良には及びませんが、
よく歩いた、まさに行脚の旅でした。
また次回、計画し、旅行する事が楽しみです。
前日の暴飲暴食もなんのその、朝からまた、朝食バイキングをいただいて、
旅行最終日を満喫しました。
旅行に出るという、非日常生活以外では、実に質素に、粗食に心がけ、
健康に良い食事を守っていますが、やはりたまに取る、旅行では
その箍(タガ)が一挙に外れてしまいます。
アルコールを控えている人が、たまに、羽目を外してお酒を飲むと、
その反動で体の耐性力がついて健康体に戻ると言われる原理かも知れません。
現代社会は、とにかく、情報量が多すぎますので、健康情報も溢れるほどあります。
しかもその情報に振り回されて、あれは、体に悪い、これは採ってはいけないなど、知識が増えれば増えるほど、日々の食事が楽しくなくなります。
たまに羽目を外すのが良いことは、自分の体が発する要求に忠実に飲食しますので、欠乏していた栄養素や日頃の自制心の開放を補う役割があります。
健康体でなければ、食も進みませんし、目の前に豪華な料理が並べられても食指は動かないのは、常であります。
たまに食べる御馳走(獲物)に全力で食らいつくのは、
日々の生活が粗食である、ライオンやヒョウの様な動物で、
人間も生物としての野生を取り戻す儀式であります。
人間もたまには野生を取り戻して行動すべきであり、全力で、獲物を捕る気概がなくなったときに、老化すればするほど大きく穴が開いてきている、あっちの世界に引き釣り混まれるのでしょう。
ホテルの2方向の窓から松島の景観を堪能し、
朝の9時から松島湾のクルーズ船に乗船して美しい島々と海を眺めてると、東北の大震災の時、多くの島々が、松島への津波を低減させた自然のすごさと、
何故、松尾芭蕉が「松島や ああ松島や 松島や」という俳句しか詠ずることができ無かったかがわかります。
松島の景観は、日本人の心象にぴったりの場所で、
すでに一度訪れたことがあると、その土地に行っていないのに、タイムスリップしたかのように感じますし、既知の景観であった様に感じ、
しかも、その自然の大きさ、豊かさが、自分の想像以上であり、
どんな言葉を発しても、自然の豊かさは表現できません。
また、その感動すらもずっと昔から、心象風景として日本人の心に松島の景観が住み着いてしまっておりましたので、
現実の松島に接しても、今まで夢見た松島以上の感動を呼び起こすことができなくて、歌を詠ずる事ができないのだと感じました。
約1時間の遊覧船での、松島見学を終えて、
次に有名な、瑞巌寺を参詣、この寺は、正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、現在は臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院です。
ここにも伊達政宗の息がかかった寺であり、収蔵庫など見るべきものがありました。
瑞巌寺拝観後、その流れで、隣に在る、円通寺に参拝したのですが、
ここは、観光ガイドブックでもあまり重みを持って取り上げられておりませんでした。
期待に反して、またまた、円通寺の日本庭園に魅せられました。
季節はちょうど、紅葉が色づき始めた頃で、日本の樹木はとても美しく、石畳や、飛び石、苔、白砂、石庭など日本庭園の構成要素を一つ一つ吟味し確かめて散策する
優雅な時を持つことができました。
お寺を出た後で、急にお腹が減ってきて、
ここでは、事前に予習していた「おさかな市場」で
牡蠣ご飯セットを頼み、焼き牡蠣、牡蠣の味噌汁
牡蠣の炊き込みご飯など、牡蠣づくしの昼食を満喫しました。
午後は、定番の五大堂など見学した後で、
ここも、ガイドブックではあまり取り上げられていなかった、「福浦島」を散策してヘトヘトになって、観光を切り上げました。
http://miyagitabi.com/matusima/hukuurajima/
この日は、早くも、16,000歩を超えており、
東北の名物の「ずんだ」を使った、
マンゴー・ズンダ・アイスパフェをご褒美に喫茶店で食して、
2泊3日の奥の細道紀行を完了したのでした。
初日、 13,143歩
2日目 12,516歩
3日目 17,155歩
芭蕉や曽良には及びませんが、
よく歩いた、まさに行脚の旅でした。
また次回、計画し、旅行する事が楽しみです。
奥の細道紀行 その4 松島編 ― 2023/11/20 10:37

今回の旅行では、私にとっては山寺散策が一番でしたが、
かみさんにとっては、松島が一番期待をしていた場所でした。
山寺の駅を予定より1時間も早く電車に乗ることができたので、
松島海岸には、午後3時着くことができました。
本日泊まる予定の大観荘の送迎バスが、なかなか来なかったので、
チェックインは、午後4時になってしまいました。
この送迎バスは時間帯に拠っては、松島海岸から東北本線の松島駅までを巡回していたので、明日から散策する町の様子が大凡わかりました。
宿でチェックインしましたら、豚児がプレゼントしてくれた宿泊券の効力はすごくて、宿は、コーナー角部屋の2方向に松島湾が開けた眺望のある部屋でした。
しかも、ウエルカムドリンクのハーフボトルのシャンペンとオードブルが付いていたのびっくりでした。
長年、親に苦労ばかりかけてきたのに、息子に、「お主なかなかやるな」]と言う気持ちになって、古希、退職の粋な計らいのプレゼントに思わず、ぐっとくるものがありました。
この日は、山寺からの移動で、松島までの所要時間を短縮しようと思って、電車に飛び乗ったので、中途半端な昼食を取ってしまったので、お腹がフルでありましたので、このウエルカムドリンクを早速、飲む気持ちにならなかったので、大浴場に向かいました。
大観荘の露天風呂は、山梨県にある「ほったらかしの湯」を、より
こぎれいにしたような造りで、夕食前に松島湾の夕景を堪能できました。
人が一生懸命働いている夕方にのんびりと湯につかると、今まで遮二無二働いてきた澱がとれて、ここでも命の洗濯ができました。
風呂から上がりましたら、中途半端にとった昼食のもたれもどこかにすっ飛んで、また、豪勢なバイキング夕食の時間となりました。
ここでは、昨日宿泊したホテルより豪華な素材がそろえられており、仙台牛のローストビーフ、松島湾の牡蠣を、焼きガキ、蒸しガキ、牡蠣フライなど、名産品も数多くそろえておりました。
そのため食が一層進み、食べて食べて、また食べて飲んで、海鮮の名物を堪能しました。
食べられない、飲むことができ無くなったら、人生の楽しさは半減以下になってしまいます。
健康であるためには、何でも食べられることは、それだけで幸せな事です。
薬の世話にならず、医者に、あれこれ食べてはいけないという指導もない健康体でいることが理想です。
歳を取ると、食の指導を受け無いないで何でも食べることができることが、どんなに難しいか実感いたします。
後、30年生きることができると仮定して、食事の回数は、概ね30,000回であります。
人は、他の命のいただくことの引き換えに生きていますので、多くの生物、植物に感謝して、健康を維持していく為に、ずっと食べる事が続けられるように日々、三度三度の食事の大切さを考えさせられます。
松島編 脱線しましたが奥の細道紀行は続きます。
かみさんにとっては、松島が一番期待をしていた場所でした。
山寺の駅を予定より1時間も早く電車に乗ることができたので、
松島海岸には、午後3時着くことができました。
本日泊まる予定の大観荘の送迎バスが、なかなか来なかったので、
チェックインは、午後4時になってしまいました。
この送迎バスは時間帯に拠っては、松島海岸から東北本線の松島駅までを巡回していたので、明日から散策する町の様子が大凡わかりました。
宿でチェックインしましたら、豚児がプレゼントしてくれた宿泊券の効力はすごくて、宿は、コーナー角部屋の2方向に松島湾が開けた眺望のある部屋でした。
しかも、ウエルカムドリンクのハーフボトルのシャンペンとオードブルが付いていたのびっくりでした。
長年、親に苦労ばかりかけてきたのに、息子に、「お主なかなかやるな」]と言う気持ちになって、古希、退職の粋な計らいのプレゼントに思わず、ぐっとくるものがありました。
この日は、山寺からの移動で、松島までの所要時間を短縮しようと思って、電車に飛び乗ったので、中途半端な昼食を取ってしまったので、お腹がフルでありましたので、このウエルカムドリンクを早速、飲む気持ちにならなかったので、大浴場に向かいました。
大観荘の露天風呂は、山梨県にある「ほったらかしの湯」を、より
こぎれいにしたような造りで、夕食前に松島湾の夕景を堪能できました。
人が一生懸命働いている夕方にのんびりと湯につかると、今まで遮二無二働いてきた澱がとれて、ここでも命の洗濯ができました。
風呂から上がりましたら、中途半端にとった昼食のもたれもどこかにすっ飛んで、また、豪勢なバイキング夕食の時間となりました。
ここでは、昨日宿泊したホテルより豪華な素材がそろえられており、仙台牛のローストビーフ、松島湾の牡蠣を、焼きガキ、蒸しガキ、牡蠣フライなど、名産品も数多くそろえておりました。
そのため食が一層進み、食べて食べて、また食べて飲んで、海鮮の名物を堪能しました。
食べられない、飲むことができ無くなったら、人生の楽しさは半減以下になってしまいます。
健康であるためには、何でも食べられることは、それだけで幸せな事です。
薬の世話にならず、医者に、あれこれ食べてはいけないという指導もない健康体でいることが理想です。
歳を取ると、食の指導を受け無いないで何でも食べることができることが、どんなに難しいか実感いたします。
後、30年生きることができると仮定して、食事の回数は、概ね30,000回であります。
人は、他の命のいただくことの引き換えに生きていますので、多くの生物、植物に感謝して、健康を維持していく為に、ずっと食べる事が続けられるように日々、三度三度の食事の大切さを考えさせられます。
松島編 脱線しましたが奥の細道紀行は続きます。
奥の細道紀行 その3 山寺編 ― 2023/11/18 19:51

2泊3日の奥の細道紀行では、秋保温泉に1泊目に宿を取りました。
最初は、せっかく松島に行くのですから、もう一日足を伸ばして散策しようと思ったのです。
しかし、仙台に泊まっても、ただの都会で、なにも風情もありませんので、近郊の温泉を調べましたら、秋保温泉、作並温泉、鳴子温泉等が候補として上がりました。
この中で、秋保温泉の「ホテル瑞鳳」が、比較的値段も手頃で、
一番人気でありましたので、初日の宿をここに決めました。
宿を決めたまでは良かったのですが、温泉周辺の観光地は
「磊々峡」を覗いて、車がないと移動できない場所にありました。
バスの時刻なども調べましたが車がないと移動が困難とわかり、秋保温泉周辺観光を止めて、なにげに地図を眺めていましたら、秋保温泉の宿は、愛子駅(あやしえき)に近く、ここから仙山線で、山形県の山寺まで近いことを発見いたしました。
山寺は、立石寺で有名ですが、ここをが有名になったのは
松尾芭蕉が元禄2年5月27日(1689年7月13日)に出羽国(現在の山形市)の立石寺(山寺)に参詣した際に詠んだ発句。
「閑けさや 岩に染み入る 蝉の声」の俳句で有名であります。
この立石寺の開山堂や五大堂からの眺めは秀逸で、多くの旅番組がテレビで放映されております。
高齢者に否応なしになってくると、健康でいつまで歩くことができるか、
若いときと同じように行動できるかは重要なテーマになります。
確実にやってくる老いとの戦い、しかもこの戦いは、毎年確実に、年齢を経る毎に敗北していくのですが、
いかにこの敗北を遅らせるかが、日々の健康に対する精進です。
健全に歩けるうちに、訪問するのになかなか体力の必要な場所を、真っ先に制覇しようと退職前から計画を立てているのですが、
三大峻険場としては、下記の3カ所があげられます。
1.羽黒三山 2246段
2.金刀比羅宮 御本宮までは785段、奥社までは合計1368段。
3.立石寺 1115段
このうち、金刀比羅宮は、本宮までの785段で、奥の院に行くことは、早々に、在職中は今より体力が無くて、リタイヤしましたが、
今回、立石寺に挑戦することができました。
来年は、羽黒三山を訪問すれば、階段がきつい神社巡りの有名処は、踏破できます。
そのほかには、日本一の階段として有名な、熊本の天台宗の釈迦院 3333段のあります。
歩けるうちに楽しみたい階段の美しい神社、仏閣はでは、そのほか、
久能山 東照宮、群馬県の榛名神社、妙義神社、奈良県の長谷寺などあります。
すでに踏破した場所としては、神奈川県足柄の大雄山最乗寺 京都 伏見稲荷、江ノ島の江ノ島神社などがありますが、毎年様々な場所を訪れる旅は、テーマを決めれば日本だけでも無限に広がります。
さて ホテルの朝食も昨夜と一緒、バイキングでしたが、キャッチフレーズに違わない豪華な品揃えでした。
昨日、暴飲暴食をしたのですが、健啖、破壊的な消化力と食欲で、朝食もたらふく食べてチェックアウトしました。
あいにく、愛子駅に行くバスが、仙山線の電車の時刻と合わないので、
朝8時半に、タクシーを呼んでもらって、宿を発ちました。
地図上では、愛子駅に対して、情報も知見もないので寂れた町のように感じておりましたが、
ショッピングセンターはあるし、住宅街は充実していて驚きました。
電車の時刻表で確認したところ、仙山線で、仙台から山形まで行く電車は、1時間に一本しかないのですが、愛子駅から仙台に行く電車は、結構頻繁に出ており、しかも30分で仙台駅まで行け、ここの駅は、なんと仙台市青葉区でありました。
ここでも、知見のない、無知は恥だと感じました。
予定委通り、8時46分にきた電車にのって、9時半に山寺に着きましたら、この駅だけ、ぞろぞろと観光客が降りたのではないですか!
しかも、日本人の方が少ないぐらいに、西欧米人、韓国、台湾、中国、東南アジアの人でごった返していました。
日本人ですら、やっとの思いでくる人里離れたこの地を、どこで情報を知るのか、わざわざ辺鄙な土地まで来るのには、日本の景勝地は世界中に認知されていると感じました。
山寺の概要については、下記のホームページを見ていただくことにして、
https://www.yamaderakankou.com/
登山口から根本中堂を経て、山門で300円を払って、
さあ、ひとまず有名な五大堂に行く前に、1015段の階段を上って奥の院を目指しました。
(金比羅さんの方が、階段数は少ないがきついとの事です。)
この日は、火曜日にかかわらず、世界中から来た観光客や、修学旅行の女学生の集団、小学校の遠足集団など、いろいろな人に出会いました。
奥の院で参拝をしたあと、開山堂を通って、五大堂から、
山寺の町並みを見たときは、思わずその景観のすごさに圧倒されました。
西洋社会等では、昔日、その宗教の持つ思想や行動に危機感を抱いた民衆が、思想そのものを唾棄し宗教が広がってしまうことを危惧しておりましたので、彼らの聖地は、ギリシャのメテオラにしても、トルコの洞窟廟、修道院、フランスのモンサンミッシェルなど、人里離れた所に、人が容易に近づけない所、人の来訪を拒否した所にひっそりと存在し、見つからないようにひっそりと存在して来る者を選別いたします。
これが、日本の神社仏閣では、
修行の場として、人里離れた所にあるのですが、どの人も意志を持った人ならオープンになっており、アクセス可能な場所にあり
また、お百度参りといって、険しい山道や階段を何回も登ることで、
自然に足腰が鍛えられて健康になる効果や、願いが叶う御利益があります。
多くの観光客に混じって、あえぎあえぎ、拝観コースをたどっていくと
一体感が生まれて、同時に見た五大堂からの景観に、疲れが一挙に霧散いたしました。
今度来訪するときは、10年後の80歳ぐらいと思うので、
またその頃も健脚であること、来訪するチャンスに恵まれることを願って下山いたしました。
約2時間から3時間程度かかる立石寺拝観ですが、
仙山線は単線ですので、電車の遅れが多々あり、山寺から仙台に行くの帰りの電車は後れてきたので、松島入りの日程が、1時間短縮することができました。
ツアーでない、単独企画の旅は自由度があってやみつきになります。
次回は、松島編に進みます。
最初は、せっかく松島に行くのですから、もう一日足を伸ばして散策しようと思ったのです。
しかし、仙台に泊まっても、ただの都会で、なにも風情もありませんので、近郊の温泉を調べましたら、秋保温泉、作並温泉、鳴子温泉等が候補として上がりました。
この中で、秋保温泉の「ホテル瑞鳳」が、比較的値段も手頃で、
一番人気でありましたので、初日の宿をここに決めました。
宿を決めたまでは良かったのですが、温泉周辺の観光地は
「磊々峡」を覗いて、車がないと移動できない場所にありました。
バスの時刻なども調べましたが車がないと移動が困難とわかり、秋保温泉周辺観光を止めて、なにげに地図を眺めていましたら、秋保温泉の宿は、愛子駅(あやしえき)に近く、ここから仙山線で、山形県の山寺まで近いことを発見いたしました。
山寺は、立石寺で有名ですが、ここをが有名になったのは
松尾芭蕉が元禄2年5月27日(1689年7月13日)に出羽国(現在の山形市)の立石寺(山寺)に参詣した際に詠んだ発句。
「閑けさや 岩に染み入る 蝉の声」の俳句で有名であります。
この立石寺の開山堂や五大堂からの眺めは秀逸で、多くの旅番組がテレビで放映されております。
高齢者に否応なしになってくると、健康でいつまで歩くことができるか、
若いときと同じように行動できるかは重要なテーマになります。
確実にやってくる老いとの戦い、しかもこの戦いは、毎年確実に、年齢を経る毎に敗北していくのですが、
いかにこの敗北を遅らせるかが、日々の健康に対する精進です。
健全に歩けるうちに、訪問するのになかなか体力の必要な場所を、真っ先に制覇しようと退職前から計画を立てているのですが、
三大峻険場としては、下記の3カ所があげられます。
1.羽黒三山 2246段
2.金刀比羅宮 御本宮までは785段、奥社までは合計1368段。
3.立石寺 1115段
このうち、金刀比羅宮は、本宮までの785段で、奥の院に行くことは、早々に、在職中は今より体力が無くて、リタイヤしましたが、
今回、立石寺に挑戦することができました。
来年は、羽黒三山を訪問すれば、階段がきつい神社巡りの有名処は、踏破できます。
そのほかには、日本一の階段として有名な、熊本の天台宗の釈迦院 3333段のあります。
歩けるうちに楽しみたい階段の美しい神社、仏閣はでは、そのほか、
久能山 東照宮、群馬県の榛名神社、妙義神社、奈良県の長谷寺などあります。
すでに踏破した場所としては、神奈川県足柄の大雄山最乗寺 京都 伏見稲荷、江ノ島の江ノ島神社などがありますが、毎年様々な場所を訪れる旅は、テーマを決めれば日本だけでも無限に広がります。
さて ホテルの朝食も昨夜と一緒、バイキングでしたが、キャッチフレーズに違わない豪華な品揃えでした。
昨日、暴飲暴食をしたのですが、健啖、破壊的な消化力と食欲で、朝食もたらふく食べてチェックアウトしました。
あいにく、愛子駅に行くバスが、仙山線の電車の時刻と合わないので、
朝8時半に、タクシーを呼んでもらって、宿を発ちました。
地図上では、愛子駅に対して、情報も知見もないので寂れた町のように感じておりましたが、
ショッピングセンターはあるし、住宅街は充実していて驚きました。
電車の時刻表で確認したところ、仙山線で、仙台から山形まで行く電車は、1時間に一本しかないのですが、愛子駅から仙台に行く電車は、結構頻繁に出ており、しかも30分で仙台駅まで行け、ここの駅は、なんと仙台市青葉区でありました。
ここでも、知見のない、無知は恥だと感じました。
予定委通り、8時46分にきた電車にのって、9時半に山寺に着きましたら、この駅だけ、ぞろぞろと観光客が降りたのではないですか!
しかも、日本人の方が少ないぐらいに、西欧米人、韓国、台湾、中国、東南アジアの人でごった返していました。
日本人ですら、やっとの思いでくる人里離れたこの地を、どこで情報を知るのか、わざわざ辺鄙な土地まで来るのには、日本の景勝地は世界中に認知されていると感じました。
山寺の概要については、下記のホームページを見ていただくことにして、
https://www.yamaderakankou.com/
登山口から根本中堂を経て、山門で300円を払って、
さあ、ひとまず有名な五大堂に行く前に、1015段の階段を上って奥の院を目指しました。
(金比羅さんの方が、階段数は少ないがきついとの事です。)
この日は、火曜日にかかわらず、世界中から来た観光客や、修学旅行の女学生の集団、小学校の遠足集団など、いろいろな人に出会いました。
奥の院で参拝をしたあと、開山堂を通って、五大堂から、
山寺の町並みを見たときは、思わずその景観のすごさに圧倒されました。
西洋社会等では、昔日、その宗教の持つ思想や行動に危機感を抱いた民衆が、思想そのものを唾棄し宗教が広がってしまうことを危惧しておりましたので、彼らの聖地は、ギリシャのメテオラにしても、トルコの洞窟廟、修道院、フランスのモンサンミッシェルなど、人里離れた所に、人が容易に近づけない所、人の来訪を拒否した所にひっそりと存在し、見つからないようにひっそりと存在して来る者を選別いたします。
これが、日本の神社仏閣では、
修行の場として、人里離れた所にあるのですが、どの人も意志を持った人ならオープンになっており、アクセス可能な場所にあり
また、お百度参りといって、険しい山道や階段を何回も登ることで、
自然に足腰が鍛えられて健康になる効果や、願いが叶う御利益があります。
多くの観光客に混じって、あえぎあえぎ、拝観コースをたどっていくと
一体感が生まれて、同時に見た五大堂からの景観に、疲れが一挙に霧散いたしました。
今度来訪するときは、10年後の80歳ぐらいと思うので、
またその頃も健脚であること、来訪するチャンスに恵まれることを願って下山いたしました。
約2時間から3時間程度かかる立石寺拝観ですが、
仙山線は単線ですので、電車の遅れが多々あり、山寺から仙台に行くの帰りの電車は後れてきたので、松島入りの日程が、1時間短縮することができました。
ツアーでない、単独企画の旅は自由度があってやみつきになります。
次回は、松島編に進みます。
奥の細道紀行 その2 仙台編 ― 2023/11/15 19:25

朝6時に自宅を出て、新幹線で仙台まで行く予定でした。
SUICAには、マイナンバーカード登録のボーナスで、2万円弱の金額が入っていたので、交通費については、比較的余裕があると思っておりました。
退職後、知識だけ増えていましたので、JRを有効活用しようと、新幹線にSUICAで簡単に乗ることができる、「タッチでGO」を試みました。
ところが、乗る予定だった新幹線は、全席指定となっておりました。、
SUICAで「タッチでGO」乗ったのですが、全額社内で新幹線の切符と指定席券を、しかも、現金で払わされる事になって、付け焼き刃の知識は
かえって損を被ると実感しました。
東北新幹線のハヤブサは、時間を買うことができますが、JRももうけ優先の金取り新幹線でした。
仙台は、高校時代の友人が、東北大学に入学したいという思いで、
浪人生活を送っていた所でしたので、一度彼の様子を見に降りた駅ですが、実に52年ぶりに、また、仙台の地を踏むことができました。
駅前は大規模開発がされており、懐かしい記憶の面影すら残っておりず、時の流れだけがそこにはありました。
本当は、朝9時に、「ループル仙台」という、630円の一日乗車券で、
主要観光地を巡回してくれるバスに乗る予定でしたが、
慣れない土地で、駅に荷物をあずけることと、平日にもかかわらず、
多くの観光客で溢れかえっており、定員オーバーで、9時20分のバスにすら乗れず、40分余も無駄にして、9時40分の乗車まで待たされてしまいました。
そのため、メインの観光地を4カ所(瑞鳳殿、仙台城跡、大崎八万神社、仙台メディアパーク)に絞り、それぞれの見学場所も時間を決めて、20分毎にくるバスに乗車して動くことにしました。
まあ、トラベルは、トラブルですので、行きの新幹線のようにトラブルになっても瞬時に次の行動に移れるように、日々刻々と変わる変化に対応できるように鍛えていなければいけません。
幸い、かみさんも私も健脚で、一日13,000歩程度は平気で歩くことができますので、限られた時間の中で最大限の効率化を図って、観光地を早歩きで動くことで時間を稼ぐことで、計画を立て直しました。
取り立てて注目される観光地がないのではと思っていた仙台でしたが
観光案内情報に沿って、限られた4時間程度の時間で見学するには、
秋保温泉の宿に行く無料バスの発着時間の午後2時までに終了しなくてはならず、観光は、見学地、バスの巡回時間を合わせて駆け足となってしまいました。
さて、人は期待に反して裏切られたときに、より感動するものですが、
今回、伊達政宗の霊屋の瑞鳳殿は感動いたしました。
このようなきらびやかな霊廟は、日光東照宮が有名ですが、
瑞鳳殿に向かう石造りの階段、これがとても急な坂道の階段ですが、
あえぎながら登ると、それまでとは違う空気に包まれ
落ち着きと静けさ、とても風情のある霊屋でした。
https://www.zuihoden.com/
かみさんは、俗っぽい東照宮より数段、情緒があってよいと、木漏れ日の中をすがすがしい、森林浴を楽しんでいました。
駆け足でしたが、観光地4カ所巡って、午後2時までに多少の時間がありましたので、仙台名物の牛タン定食を食したのは、ミーハーにわか観光客の常であります。
午後2時に、本日泊まることになる仙台の奥座敷、秋保温泉の宿(あきう と読むそうです。)の送迎バスに乗って約40分
着きました宿は、すべて手渡し、作りたてをメインメニューに据えた食べ放題バイキングの、「ホテル瑞風」です。
田舎にしては、社員旅行が全盛だった頃の豪華なホテルで、ロビーなど共用部分は品があり、格安に反して宿泊できてとてもお得なホテルでした。
次の日の日程が詰まっていたので、宿に着いたそうそう、秋保温泉地の名称「磊々峡」(らいらいきょう)を散策しました。
磊々峡では、台湾の高齢の女性4人の旅行客と遭遇して、
日本の峡谷の風景が珍しいのか、盛んに写真を撮っておりました。
大きな岩がなんともいえない景観を見せており、渓谷に流れる川が、秋の深まりを演出しておりました。
磊々峡を端から端まで散策路を踏破して、宿に戻り
急いで、野趣のある温泉につかって命の洗濯をしました。
その後は恒例のバイキング、我が家は、若い人に負けない食欲があり、ローストビーフ、魚介類、寿司、刺身、西洋料理、中華料理、
日本食に、仙台ならではの牛タンなど名産品をたらふく食べて、食べて
いつまでも、飽食できる健康と旅行に出かけることのできるチャンスに感謝しつつ夜は更けていくのでした。
奥の細道日記は続きます。
SUICAには、マイナンバーカード登録のボーナスで、2万円弱の金額が入っていたので、交通費については、比較的余裕があると思っておりました。
退職後、知識だけ増えていましたので、JRを有効活用しようと、新幹線にSUICAで簡単に乗ることができる、「タッチでGO」を試みました。
ところが、乗る予定だった新幹線は、全席指定となっておりました。、
SUICAで「タッチでGO」乗ったのですが、全額社内で新幹線の切符と指定席券を、しかも、現金で払わされる事になって、付け焼き刃の知識は
かえって損を被ると実感しました。
東北新幹線のハヤブサは、時間を買うことができますが、JRももうけ優先の金取り新幹線でした。
仙台は、高校時代の友人が、東北大学に入学したいという思いで、
浪人生活を送っていた所でしたので、一度彼の様子を見に降りた駅ですが、実に52年ぶりに、また、仙台の地を踏むことができました。
駅前は大規模開発がされており、懐かしい記憶の面影すら残っておりず、時の流れだけがそこにはありました。
本当は、朝9時に、「ループル仙台」という、630円の一日乗車券で、
主要観光地を巡回してくれるバスに乗る予定でしたが、
慣れない土地で、駅に荷物をあずけることと、平日にもかかわらず、
多くの観光客で溢れかえっており、定員オーバーで、9時20分のバスにすら乗れず、40分余も無駄にして、9時40分の乗車まで待たされてしまいました。
そのため、メインの観光地を4カ所(瑞鳳殿、仙台城跡、大崎八万神社、仙台メディアパーク)に絞り、それぞれの見学場所も時間を決めて、20分毎にくるバスに乗車して動くことにしました。
まあ、トラベルは、トラブルですので、行きの新幹線のようにトラブルになっても瞬時に次の行動に移れるように、日々刻々と変わる変化に対応できるように鍛えていなければいけません。
幸い、かみさんも私も健脚で、一日13,000歩程度は平気で歩くことができますので、限られた時間の中で最大限の効率化を図って、観光地を早歩きで動くことで時間を稼ぐことで、計画を立て直しました。
取り立てて注目される観光地がないのではと思っていた仙台でしたが
観光案内情報に沿って、限られた4時間程度の時間で見学するには、
秋保温泉の宿に行く無料バスの発着時間の午後2時までに終了しなくてはならず、観光は、見学地、バスの巡回時間を合わせて駆け足となってしまいました。
さて、人は期待に反して裏切られたときに、より感動するものですが、
今回、伊達政宗の霊屋の瑞鳳殿は感動いたしました。
このようなきらびやかな霊廟は、日光東照宮が有名ですが、
瑞鳳殿に向かう石造りの階段、これがとても急な坂道の階段ですが、
あえぎながら登ると、それまでとは違う空気に包まれ
落ち着きと静けさ、とても風情のある霊屋でした。
https://www.zuihoden.com/
かみさんは、俗っぽい東照宮より数段、情緒があってよいと、木漏れ日の中をすがすがしい、森林浴を楽しんでいました。
駆け足でしたが、観光地4カ所巡って、午後2時までに多少の時間がありましたので、仙台名物の牛タン定食を食したのは、ミーハーにわか観光客の常であります。
午後2時に、本日泊まることになる仙台の奥座敷、秋保温泉の宿(あきう と読むそうです。)の送迎バスに乗って約40分
着きました宿は、すべて手渡し、作りたてをメインメニューに据えた食べ放題バイキングの、「ホテル瑞風」です。
田舎にしては、社員旅行が全盛だった頃の豪華なホテルで、ロビーなど共用部分は品があり、格安に反して宿泊できてとてもお得なホテルでした。
次の日の日程が詰まっていたので、宿に着いたそうそう、秋保温泉地の名称「磊々峡」(らいらいきょう)を散策しました。
磊々峡では、台湾の高齢の女性4人の旅行客と遭遇して、
日本の峡谷の風景が珍しいのか、盛んに写真を撮っておりました。
大きな岩がなんともいえない景観を見せており、渓谷に流れる川が、秋の深まりを演出しておりました。
磊々峡を端から端まで散策路を踏破して、宿に戻り
急いで、野趣のある温泉につかって命の洗濯をしました。
その後は恒例のバイキング、我が家は、若い人に負けない食欲があり、ローストビーフ、魚介類、寿司、刺身、西洋料理、中華料理、
日本食に、仙台ならではの牛タンなど名産品をたらふく食べて、食べて
いつまでも、飽食できる健康と旅行に出かけることのできるチャンスに感謝しつつ夜は更けていくのでした。
奥の細道日記は続きます。
奥の細道紀行 その1 ― 2023/11/13 20:22

急に寒くなって季節の変化はめまぐるしいです。
一瞬を捉えないと、どんどん時間だけが経っていってしまいますことを感じます。
10月末に東北旅行をした報告もしようと思ったまま、雑事に追われて書きそびれていました。
古希と、退職祝いを兼ねて、豚児から、全国どこでも利用できるJTBの宿泊券をもらいました。
春めいてくる3月末に、私にとって、このプラチナチケットを使う予定でしたが、
左足の小指を骨折するという事故にあって、行く事ができず、
ようやく10月末に実行に移すことができました。
松尾芭蕉の「奥の細道」の序文ではありませんが、
予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、・・・
そぞろ神のものにつきて心狂わせ道祖神の招きにあいて・・・
松島の月先心にかゝりて、住る方は人に譲り、杉風が別墅に移るに、・・
と、旅への駆り立てる思いが、
いつしか、松島、東北地方へ行ってみたいと思っておりました。
子供にもらった宿泊券は、真っ先に「松島」に泊まることで決定し、
せっかく、松島まで行くのですから
もう一泊どこかに宿を取ってと模索して
仙台の奥座敷、秋保温泉の宿に泊まることで、旅行の骨格を固めました。
行程は下記に決定
初 日 仙台から秋保温泉に宿泊
2日目 秋保温泉から、愛子駅にでて、山形の山寺にいき、立石寺見学後、仙台松島へ
3日目 松島観光後 帰宅
今回、旅行記を記載するので、旅行のカテゴリーを追加しました。
次回、仙台編です。
本日の写真 立石寺参道にて
閑けさや岩に染み入る蝉の声 (芭蕉)
一瞬を捉えないと、どんどん時間だけが経っていってしまいますことを感じます。
10月末に東北旅行をした報告もしようと思ったまま、雑事に追われて書きそびれていました。
古希と、退職祝いを兼ねて、豚児から、全国どこでも利用できるJTBの宿泊券をもらいました。
春めいてくる3月末に、私にとって、このプラチナチケットを使う予定でしたが、
左足の小指を骨折するという事故にあって、行く事ができず、
ようやく10月末に実行に移すことができました。
松尾芭蕉の「奥の細道」の序文ではありませんが、
予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず、海浜にさすらへ、・・・
そぞろ神のものにつきて心狂わせ道祖神の招きにあいて・・・
松島の月先心にかゝりて、住る方は人に譲り、杉風が別墅に移るに、・・
と、旅への駆り立てる思いが、
いつしか、松島、東北地方へ行ってみたいと思っておりました。
子供にもらった宿泊券は、真っ先に「松島」に泊まることで決定し、
せっかく、松島まで行くのですから
もう一泊どこかに宿を取ってと模索して
仙台の奥座敷、秋保温泉の宿に泊まることで、旅行の骨格を固めました。
行程は下記に決定
初 日 仙台から秋保温泉に宿泊
2日目 秋保温泉から、愛子駅にでて、山形の山寺にいき、立石寺見学後、仙台松島へ
3日目 松島観光後 帰宅
今回、旅行記を記載するので、旅行のカテゴリーを追加しました。
次回、仙台編です。
本日の写真 立石寺参道にて
閑けさや岩に染み入る蝉の声 (芭蕉)
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