万博昨今 その2 ― 2025/05/29 11:50

本日の写真は、以下の掲載です。
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アメリカ館ロケット 打ち上げ | 中国館四季のディスプレイ
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日本館のラボ | 日本館火星の石展示待ち
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万博昨今の続きです。
5月連休明けに、大阪万博に行ったので、6月間近の現在の状況と比較すれば、会場が空いていたと感じます。
体感としては、各パビリオンとも入場まで並ぶと言うことで、混雑していたと言わざるを得ません。
さて、万博に参画している各国のパビリオンですが、偶然にもアメリカおよび中国館、日本館を見学することができました。
今では、人気のあるパビリオンは、せいぜい一つ見る事ができれば御の字で、この3館を二日間の間に訪れることは不可能だと感じます。
アメリカと中国、この2つの大国は、経済的、軍事的、国の成立形態が大きく違っていて、現在は、血が流れていませんが、至る所で戦争状態にあります。
昔の万博では、アメリカ対ソ連との戦いで、お互い宇宙開発の技術力を競っていました。
今回は、ロシアが参加していませんので、必然的にアメリカ対中国の考え方を知る事が、明日の未来に繋がると判断していました。
アメリカ館を見学することで、
アメリカは、やはり腐っても鯛で、ロケットを打ち上げる場面のすごさ、
異なる人種とのコラボレーションの成果などは、一見の価値がありました。
中国館ですが、王朝が交代するたびに焚書坑儒を繰り返し、過去の時代を抹殺して国が成り立ってきています。
あに図らんや、中国パビリオンが取り上げていたのは、4,000年の歴史がある国で、古代から環境に優しい国作りをして来たことを強調しておりました。
歴史を知っていれば、王朝が変わる度に破壊の上に構築された国作りを行っていますので、歴史の継承はありませんので、とてもおかしいのですが、歴史が長いことをひたすら強調したかったようです。
また、中国の現代は、宇宙にも海洋開発にも、全方向で力を入れている演出でした。
歴史を知っている人には、とても偽善的ですが、没落していくアメリカに台頭してきた国力とエネルギーを感じました。
アメリカの力は異民族、移住者の人達に対して、アメリカンフットボールのように、それぞれの持ち場で、最高の能力を引き出す力、コラボレーションの強みですが、パビリオンはよかったですが、国が貧しくなった為に、忍び寄る凋落にまさに、歴史の転換期にある感じがいたしました。
日本館のテーマは、ゴミ再生と藻によるCO2固定技術、プラスチックの分解精製などですが、実に地味な対応でしたが、いかにも日本人的な力に拠らない努力をしており感銘しました。
二大大国の狭間で、財力も、国力も、人口も落ちてきた日本が、世界がまだ、注目しない、豊かな自然、高温多湿、海洋という恵みを力に、全く地道なテーマで、日本の生き残りを兼ねた挑戦に、思わず頑張れと声援を送りたい気持ちであり有りました。
日本は、火星の石、アメリカと中国は月の石の展示がありましたが、万博の余興でした。すごい人です。
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アメリカ館ロケット 打ち上げ | 中国館四季のディスプレイ
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日本館のラボ | 日本館火星の石展示待ち
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万博昨今の続きです。
5月連休明けに、大阪万博に行ったので、6月間近の現在の状況と比較すれば、会場が空いていたと感じます。
体感としては、各パビリオンとも入場まで並ぶと言うことで、混雑していたと言わざるを得ません。
さて、万博に参画している各国のパビリオンですが、偶然にもアメリカおよび中国館、日本館を見学することができました。
今では、人気のあるパビリオンは、せいぜい一つ見る事ができれば御の字で、この3館を二日間の間に訪れることは不可能だと感じます。
アメリカと中国、この2つの大国は、経済的、軍事的、国の成立形態が大きく違っていて、現在は、血が流れていませんが、至る所で戦争状態にあります。
昔の万博では、アメリカ対ソ連との戦いで、お互い宇宙開発の技術力を競っていました。
今回は、ロシアが参加していませんので、必然的にアメリカ対中国の考え方を知る事が、明日の未来に繋がると判断していました。
アメリカ館を見学することで、
アメリカは、やはり腐っても鯛で、ロケットを打ち上げる場面のすごさ、
異なる人種とのコラボレーションの成果などは、一見の価値がありました。
中国館ですが、王朝が交代するたびに焚書坑儒を繰り返し、過去の時代を抹殺して国が成り立ってきています。
あに図らんや、中国パビリオンが取り上げていたのは、4,000年の歴史がある国で、古代から環境に優しい国作りをして来たことを強調しておりました。
歴史を知っていれば、王朝が変わる度に破壊の上に構築された国作りを行っていますので、歴史の継承はありませんので、とてもおかしいのですが、歴史が長いことをひたすら強調したかったようです。
また、中国の現代は、宇宙にも海洋開発にも、全方向で力を入れている演出でした。
歴史を知っている人には、とても偽善的ですが、没落していくアメリカに台頭してきた国力とエネルギーを感じました。
アメリカの力は異民族、移住者の人達に対して、アメリカンフットボールのように、それぞれの持ち場で、最高の能力を引き出す力、コラボレーションの強みですが、パビリオンはよかったですが、国が貧しくなった為に、忍び寄る凋落にまさに、歴史の転換期にある感じがいたしました。
日本館のテーマは、ゴミ再生と藻によるCO2固定技術、プラスチックの分解精製などですが、実に地味な対応でしたが、いかにも日本人的な力に拠らない努力をしており感銘しました。
二大大国の狭間で、財力も、国力も、人口も落ちてきた日本が、世界がまだ、注目しない、豊かな自然、高温多湿、海洋という恵みを力に、全く地道なテーマで、日本の生き残りを兼ねた挑戦に、思わず頑張れと声援を送りたい気持ちであり有りました。
日本は、火星の石、アメリカと中国は月の石の展示がありましたが、万博の余興でした。すごい人です。
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