ゆとりは、大事です2024/08/28 20:25

本日掲載の写真は、今年訪れた、島原の武家屋敷通りです。
日本家屋の町並みと、修景は、自然と一体になっており秀逸だと感じます。

私の,お金という分身ですが、
ある会社に派遣させて(投資をして)、毎年、配当金と別に、
その会社が運営している1万円相当の漫画利用のポイントを稼いできてくれるので、漫画を沢山読むことができます。
自分が働かなくても、分身のお金が働いて、お金を稼いでくれるので、
助かります。

子供が勤めている会社に、分身を派遣した時は、配当とは別に、
私の嫌いな、「そうめん」を持ってきてくれました。
そうめん好きな人には、とても魅力的なボーナスでしょう。

配当は、喜んで使ってしまうと、分身がまた、分身を生み出す複利のうまみを逃がしてしまいます。

しかし、私の分身が稼いできたポイント、優待等は、
配当とは別にボーナスとして持ってきてくれた物ですので、
自分の虎の子のお金を使うときと違って、
いろいろな物に気兼ねなく使えます。

現在、国会が、与党も野党も、新しい党の総裁選びの為、百家争鳴な状態にあります。
それと同時に、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」という映画が話題になっております。
この二つの事象が相まって、自分の興味が相乗効果を生み出して、
時世に合わせて、この「もしも徳川・・」の本を読んでみようと思いました。

しかし、図書館で、この本を借りようと思いましたら、
順番待ちで、なんと165番目となっておりましたので、仕方なく
このポイントを利用して、この本を漫画の電子図書で購入いたしました。

内容は、新型コロナのクラスターにより、危機に直面した日本が舞台です。
時の首相もコロナで斃れてしまうのですが、
そこで政府は、AI技術で歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣を作るという奇想天外な計画を実行する物語です。

これが面白いのなんの、家康を総理大臣として筆頭に組閣された面々が、
歴史上の人物を起用し、歴史に名を残した功績を、コロナ禍でもその能力を同じように発揮させ、抱腹絶倒以上に、
現作者の眞邊明人さんが画く、社会情勢を的確に洞察できる存在、物語に驚きを禁じ得ません。

よく政治家の悪口や、施策について、自分が評論家の立場に立って、
何も自己の解決策を提案せずに、批判ばかりする人がいるのですが、
この作者の眞邊 明人さんは、現状の日本を冷静に分析して、政府の批判を行わないで、問題点を抽出し、
次々と解決策を、歴史の人物をとおして、実現化に向けて提案を行い、
日本の未来のために、社会や組織、何かを変えなくてはいけないと考えて、日本を良い方向に持っていくようにします。

この漫画は、藤村緋二さんの画力も手伝って、私にとって今年一番の秀逸な漫画でした。

自分のお金では、なかなか手を出しにくい、エンタメ小説や漫画ですが、
(タイトルも人をおちょくったような題名ですので)
犬も歩けば棒に当たるではありませんが、
普段手にしないような本ですが、
ボーナスポイントを活用、ゆとりのポイントで思いがけず、良質な本に出会うことができました。

ゆとりがあると、新しい出会いも、新しい物事も遭遇することができ、好奇心の輪はどんどん広がります。

昭和世代は、人それぞれに遭遇した、年齢に裏付けられた経験、蓄積した趣味等という分身(特技、技能など)を持っております。
分身を大いに使って、ゆとりを増やし、活躍の場を広げたい物です。