気分はリッチに ― 2025/02/07 20:31
本日の写真は、先月末に訪れた赤坂プリンスクラシックハウスです。
2007年に、転勤先の札幌から再び、東京勤務になりました。
札幌に転勤する前に、「日本の未来を探る、アメリカの旅」というテーマで、海外出張をする機会に恵まれました。
そのとき、このテーマで参加された企業の面々は、主催者の大学の先生を筆頭に、不動産業、出版業界の人、塾の経営者、生命保険会社の人、メーカーの人や、デパート出身の人、床材の専門家など、実に多彩な面々で、アメリカ西海岸を、サンフランシスコから、ロサンゼルス、サンジエゴ、また、国境を渡って、メキシコのティファナまで、縦断旅行をいたしました。
10日間も一緒に寝食を共にして、IBMのラボを訪問したり、大学で講義を聞いたり、都市開発の現場を視察したり、商業モールの勉強や視察を行いました。
この旅行で、同室だった参加者の方が、東京に戻った時に、声をかけていただき、新しい異業種交流会への参加の打診をされました。
通常、異業種交流会という物は、営業情報をもらったり、自分に取っての有益になるための実利を得ようといたしますので、多くの会は、
いつの間にか、存続の意義を無くして解散するのが常であります。
参加させていただいた異業種交流会は、2007年に私が入会する前から存在し、2025年の本年に至るまで、実に17年も活動が継続されております。
しかしながら、いつの間にか、メンバーが高齢者となり、60歳を超えてラインから外れたり、退職された人が多くなりましたので、一旦解散され、会則をあらためて、新たに新異業種交流会として、再稼働させることになりました。
異業種交流会が、この様に、長く存続してきたのも、ひとえに、仕事より遊びを中心に、また、人柄、ガツガツしていたり、貧相な人は、自然と排除されてきた為です。
実際、この会に入っていても、一つも営業に結びついたりしないので、無駄だと言って去っていた人も多いです。
この会は、ゴルフを一緒にしたり、温浴施設が開業したときは、そこで運営されている、タラソテラピーで実際、入浴体験をしたり、メーカーの人の工場を見学したり、メッキ工場を見に行ったり、まさに異業者の人の知見に触れる事で新しい刺激を受けてきました。
また、夜の会では、銀座や六本木はもちろんのこと、上野、赤羽のせんべろにいったり、ロシア、ルーマニアの人達との交流も楽しんで来ました。
この会の人達に刺激され、船舶一級免許を取得した人、空手に精通した人、京都の置屋に行き、夜の街を遊んだりして、人間味を増した人など、遊びを通じて、その人の人柄まで触れる事で、公私隔てのない、付き合いに至っております。
今回は、一旦今までの会を解散させると言うことで、今までの活動費を一度すべて精算しようということになり、どうせなら、なかなか個人的には行く事のできない、赤坂プリンスクラシックハウスで、優雅なディナーを食べようと言うことで、会の解散と、新組織の会の発足となりました。
会長も、一流の所を知らないと、一流がわからないので、目でも舌でも、感覚も一流に触れていることが大事を述べておりました。
さもしい空間には、さもしい気持ちしか生まれない。
このところの激しい物価高で気持ちも萎えてきますが、
やはり、良い物に触れ、良いものを見て、良いものを食べるのは、大事だを感じた一日でした。
2007年に、転勤先の札幌から再び、東京勤務になりました。
札幌に転勤する前に、「日本の未来を探る、アメリカの旅」というテーマで、海外出張をする機会に恵まれました。
そのとき、このテーマで参加された企業の面々は、主催者の大学の先生を筆頭に、不動産業、出版業界の人、塾の経営者、生命保険会社の人、メーカーの人や、デパート出身の人、床材の専門家など、実に多彩な面々で、アメリカ西海岸を、サンフランシスコから、ロサンゼルス、サンジエゴ、また、国境を渡って、メキシコのティファナまで、縦断旅行をいたしました。
10日間も一緒に寝食を共にして、IBMのラボを訪問したり、大学で講義を聞いたり、都市開発の現場を視察したり、商業モールの勉強や視察を行いました。
この旅行で、同室だった参加者の方が、東京に戻った時に、声をかけていただき、新しい異業種交流会への参加の打診をされました。
通常、異業種交流会という物は、営業情報をもらったり、自分に取っての有益になるための実利を得ようといたしますので、多くの会は、
いつの間にか、存続の意義を無くして解散するのが常であります。
参加させていただいた異業種交流会は、2007年に私が入会する前から存在し、2025年の本年に至るまで、実に17年も活動が継続されております。
しかしながら、いつの間にか、メンバーが高齢者となり、60歳を超えてラインから外れたり、退職された人が多くなりましたので、一旦解散され、会則をあらためて、新たに新異業種交流会として、再稼働させることになりました。
異業種交流会が、この様に、長く存続してきたのも、ひとえに、仕事より遊びを中心に、また、人柄、ガツガツしていたり、貧相な人は、自然と排除されてきた為です。
実際、この会に入っていても、一つも営業に結びついたりしないので、無駄だと言って去っていた人も多いです。
この会は、ゴルフを一緒にしたり、温浴施設が開業したときは、そこで運営されている、タラソテラピーで実際、入浴体験をしたり、メーカーの人の工場を見学したり、メッキ工場を見に行ったり、まさに異業者の人の知見に触れる事で新しい刺激を受けてきました。
また、夜の会では、銀座や六本木はもちろんのこと、上野、赤羽のせんべろにいったり、ロシア、ルーマニアの人達との交流も楽しんで来ました。
この会の人達に刺激され、船舶一級免許を取得した人、空手に精通した人、京都の置屋に行き、夜の街を遊んだりして、人間味を増した人など、遊びを通じて、その人の人柄まで触れる事で、公私隔てのない、付き合いに至っております。
今回は、一旦今までの会を解散させると言うことで、今までの活動費を一度すべて精算しようということになり、どうせなら、なかなか個人的には行く事のできない、赤坂プリンスクラシックハウスで、優雅なディナーを食べようと言うことで、会の解散と、新組織の会の発足となりました。
会長も、一流の所を知らないと、一流がわからないので、目でも舌でも、感覚も一流に触れていることが大事を述べておりました。
さもしい空間には、さもしい気持ちしか生まれない。
このところの激しい物価高で気持ちも萎えてきますが、
やはり、良い物に触れ、良いものを見て、良いものを食べるのは、大事だを感じた一日でした。
温室育ち ― 2025/02/14 09:18
本日掲載の写真は、友人からいただいた君子蘭です。
たくさん生育してしまったので、株分けしたとのことで、3鉢もいただいたのですが、いただいた年および、昨年はきれいな花が咲きませんでした。
蘭は、一定の温度と、保水、直射日光を避けるなど、いろいろな制約があって、育てるのが大変な植物です。
しかし、我が家は、私が植栽の管理をいたしますので、いい加減ですので、昨年は強烈な日射で葉が枯れたり、生育不足となって、生き生きしておりませんでした。
秋口に、早々に室内に入れましたら、植栽も元気を取り戻し、米のとぎ汁などをこまめに与えておりましたら、黄色に枯れた葉も緑色に戻りました。
今年は、何を勘違いしたのかわかりませんが、冬の間室内に入れておいた鉢の一つが、急につぼみが膨らんで、花になる茎が急成長して、あれよあれよという間に、きれいな花が咲いて満開の状態になってきました。
温室育ちとは、よく言ったもので、過保護に育つ植物もあるのかと思うと、風雪に耐え、雑草育ちの私は、複雑な気持ちになってしまいます。
いま、パソコンが修理のドック入りしております。
ブログを書ける環境でありませんが、バックアップの古いノートパソコンで、ようやく対応可能となってきました。
早く入院から無事に退院してもらいたいです。
たくさん生育してしまったので、株分けしたとのことで、3鉢もいただいたのですが、いただいた年および、昨年はきれいな花が咲きませんでした。
蘭は、一定の温度と、保水、直射日光を避けるなど、いろいろな制約があって、育てるのが大変な植物です。
しかし、我が家は、私が植栽の管理をいたしますので、いい加減ですので、昨年は強烈な日射で葉が枯れたり、生育不足となって、生き生きしておりませんでした。
秋口に、早々に室内に入れましたら、植栽も元気を取り戻し、米のとぎ汁などをこまめに与えておりましたら、黄色に枯れた葉も緑色に戻りました。
今年は、何を勘違いしたのかわかりませんが、冬の間室内に入れておいた鉢の一つが、急につぼみが膨らんで、花になる茎が急成長して、あれよあれよという間に、きれいな花が咲いて満開の状態になってきました。
温室育ちとは、よく言ったもので、過保護に育つ植物もあるのかと思うと、風雪に耐え、雑草育ちの私は、複雑な気持ちになってしまいます。
いま、パソコンが修理のドック入りしております。
ブログを書ける環境でありませんが、バックアップの古いノートパソコンで、ようやく対応可能となってきました。
早く入院から無事に退院してもらいたいです。
煽動されないために ― 2025/02/22 20:24
バターにとっては、溶ける温度管理がしやすい、
お菓子作りには、多少気温が低い、一番いい季節が巡ってきました。
カップが深すぎたことと、ラップに包んでしまったのは興ざめですが、
久しぶりに、チョコレートマフィンを作ってみました。
言い訳が先行するS投手のようでいけませんが、
まだ、菓子の興ざめの話や、
ドック入りしたパソコンが戻ってきましたが、
本調子でありませんので、古いノートパソコンで記載しております。などなど
記載しておりますと、
言い訳の話が、見苦しいことは、明白です。
プロとアマチュアの違いは、自分の出番では、
プロは、いつでも最高の演技、料理などを、体が嘘をついても演出しなくてはいけません。
毎回、その演技や味を見よう、堪能しようと、わざわざ訪問してくださるお客さんがいるのですから、
安心感、信頼感、そして何よりも、明るさ、楽しさ、すごさ、違う視点での投稿、考え方の提供などが重要で、
喜んでいただけなければ、満足感を与えないといけません。
一度奏でた音を消すことのできない音楽の世界と違って、文章を書く、ブログ継続するなど
記載事項された事項は、何度も遂行できるのですが、発せられた言葉は、消しゴムで消しても取り消すことができないので、
緊張を伴うものでもあります。
SNSの見苦しいところは、匿名であるために、誹謗中傷が安易にできてしまうことで、
さらに時勢柄、世の中が世知辛くなっておりますので、
人々の心にゆとりがないので、自分だけが正しいとして、他人をやっつけなくては気が収まらない人が多く、
その行動が、他のメディアからの誘導や、繰り返された洗脳によって引き起こされたものか
単に同調圧力に乗じているのか冷静になっていないで、言葉の暴力が加速し炎上してしまいます。
自分でもよく調べもしないで、他人の言動で左右される愚だけは避けたいと常に思っております。
昔、アメリカに出張に行ったときに、出張参加者のある企業の社長さんが、
世の中には、煽動する人と、煽動される人がいます。
また、人には、2種類の人格があって、
その行動パターンは、ライオン型と、シマウマ型があり、
ライオン型の人が、弱いシマウマ型の人を食って生きているので、
弱いシマウマ型の人は、食われないように生きる方策をいつも考えていかなくてはいけないと話されておりました。
アメリカが、煽動とライオン型の人がますます増え、冷静さを失っています。
人の国見て、我が国を振り向いて、冷静さを持っていないといけないと感じるこの頃です。
お菓子作りには、多少気温が低い、一番いい季節が巡ってきました。
カップが深すぎたことと、ラップに包んでしまったのは興ざめですが、
久しぶりに、チョコレートマフィンを作ってみました。
言い訳が先行するS投手のようでいけませんが、
まだ、菓子の興ざめの話や、
ドック入りしたパソコンが戻ってきましたが、
本調子でありませんので、古いノートパソコンで記載しております。などなど
記載しておりますと、
言い訳の話が、見苦しいことは、明白です。
プロとアマチュアの違いは、自分の出番では、
プロは、いつでも最高の演技、料理などを、体が嘘をついても演出しなくてはいけません。
毎回、その演技や味を見よう、堪能しようと、わざわざ訪問してくださるお客さんがいるのですから、
安心感、信頼感、そして何よりも、明るさ、楽しさ、すごさ、違う視点での投稿、考え方の提供などが重要で、
喜んでいただけなければ、満足感を与えないといけません。
一度奏でた音を消すことのできない音楽の世界と違って、文章を書く、ブログ継続するなど
記載事項された事項は、何度も遂行できるのですが、発せられた言葉は、消しゴムで消しても取り消すことができないので、
緊張を伴うものでもあります。
SNSの見苦しいところは、匿名であるために、誹謗中傷が安易にできてしまうことで、
さらに時勢柄、世の中が世知辛くなっておりますので、
人々の心にゆとりがないので、自分だけが正しいとして、他人をやっつけなくては気が収まらない人が多く、
その行動が、他のメディアからの誘導や、繰り返された洗脳によって引き起こされたものか
単に同調圧力に乗じているのか冷静になっていないで、言葉の暴力が加速し炎上してしまいます。
自分でもよく調べもしないで、他人の言動で左右される愚だけは避けたいと常に思っております。
昔、アメリカに出張に行ったときに、出張参加者のある企業の社長さんが、
世の中には、煽動する人と、煽動される人がいます。
また、人には、2種類の人格があって、
その行動パターンは、ライオン型と、シマウマ型があり、
ライオン型の人が、弱いシマウマ型の人を食って生きているので、
弱いシマウマ型の人は、食われないように生きる方策をいつも考えていかなくてはいけないと話されておりました。
アメリカが、煽動とライオン型の人がますます増え、冷静さを失っています。
人の国見て、我が国を振り向いて、冷静さを持っていないといけないと感じるこの頃です。
春めいてきました ― 2025/02/27 09:43
やっと、今週になってから、春めいてきました。
先週の日曜日は、大倉山の梅まつりでした。
開花状況は、まだ寒さの影響もあり、8分咲きでしたが、白梅は見頃で
梅を愛でる多くの人達でごった返しておりました。
女子高校の茶道部の人達が、野点で、お菓子と抹茶を格安で提供しておりましたので、つい、梅の花ではなく、若い女学生の魅力に誘われて、お茶を嗜むことができました。
梅の花と、陽気さと、、若い女の子の華やかさに触れると、
「あーーー!春が来たな!」と感じた梅まつりでした。
2月もあとわずかで、3月に突入いたします。
3月の声を聞きますと、去る月といいまして、定年退職者も含めて、誰しもが、
現状の生活が変わる月となり、多くの別れが起き、季節は一挙に新年度へと進んでいきます。
劇的な変化は目に見えてはありませんが、定年退職し、サンデー毎日の生活を送っている人も、健康や、知人、友人の変化を感じ取るものです。
別れの一番の大きな事柄は、若いときは、卒業式、クラス替え、
会社員に取っては、組織編成に伴う転勤や移動、
そして、もっとも大きな去就事項は、定年退職などです。
今まで安住の会社員生活がおわり、一転して、餌を与えてくれる人がいなくなり、
社畜という檻、駕籠から出されてしまいますので、、自由と引き換えに安住の場所を追放されてしまいます。
羽ばたく訓練をしてこなかった人や、餌を自分で探してこなかった人には、放逐は恐怖となります。
それに拍車をかけるように、今まで、給料運搬人としての役割がなくなると同時に、
永年連れ添った伴侶から、三行半を突きつけられて、離婚に至るケースもよく見かけます。
定年退職する人は、ここで今までの考え方を大きく変える必要があります。
私の札幌の友人などは、若い奥さんをもらっておりますので、
本年1月に役員を辞め退職いたしましたが、
かみさんから、「これからは、私が仕事をするので、家事をやって」と言われて、専業主夫になったと言ってました。
柔軟な頭の持ち主ですので、積極的に自分のあり方を変えて楽しんでいるメールをいただいております。
幸いにして、妻に見放されなかった定年退職者は、
どのように振る舞って良いかを、しばらく考えてみました。
友人達や、後輩達の不安の叫び、定年後を自宅で安気に過ごすことのできていない
仲間達に、物事の考え方を振り出しに戻って対応することが一番良いと結論が出ました。
40年余も、会社勤めした人が、急に家庭に入るには、
家庭という名の会社に、絶大なる社長がいることをまず認識することです。
定年退職者は、まず新入社員として、家庭という会社に入ることが重要です。
何を言っても、家庭会社では経験も実力もありませんので、社長の命令で、はいはいと動かないといけません。
また、絶対なる社則(洗濯や掃除のやり方に至るまで)が、事細かく完全に確立され取りますので、社長に逆らっても生きていけません。
NHKのeテレで、「人と暮らしと、台所」という番組を放映しております。
台所を通して、夫婦の暮らしや生き方を見せてくれる貴重なばんぐみです。
ある回の放送でしたが、定年退職した夫婦が、退職を機に東京の都心の住宅を売り払って、葉山に移住した夫婦の放送がありました。
その中で、旦那が、妻に対して、「部長」と読んで、一切の家事は、部長の指示に従って楽しそうに、二人で料理を作っている動画がありました。
「家長」より、「部長」という呼称も楽しいですが、和気藹々と、退職後の人生を二人で楽しんでいるのは、見ていて気持ちの良いものです。
多少、男が、バイトや内職でお金を稼いでも、社長は、ありがたいとも思わないで、短期的な物の見方をしておりません。
長期的視点で、家庭会社を経営しておりますので、
札びらで、伴侶をたたいても、札びらが鉄拳ほど厚ければ良いかも知れませんが、
「それがどうした!」といって、百倍鉄拳が飛んでくるのが落ちです。
もうすぐ、4月
また、新入社員に戻る、友人達!!
目覚めよう!
社長には逆らえません。さもなくば、首切りです。((^-^*)
先週の日曜日は、大倉山の梅まつりでした。
開花状況は、まだ寒さの影響もあり、8分咲きでしたが、白梅は見頃で
梅を愛でる多くの人達でごった返しておりました。
女子高校の茶道部の人達が、野点で、お菓子と抹茶を格安で提供しておりましたので、つい、梅の花ではなく、若い女学生の魅力に誘われて、お茶を嗜むことができました。
梅の花と、陽気さと、、若い女の子の華やかさに触れると、
「あーーー!春が来たな!」と感じた梅まつりでした。
2月もあとわずかで、3月に突入いたします。
3月の声を聞きますと、去る月といいまして、定年退職者も含めて、誰しもが、
現状の生活が変わる月となり、多くの別れが起き、季節は一挙に新年度へと進んでいきます。
劇的な変化は目に見えてはありませんが、定年退職し、サンデー毎日の生活を送っている人も、健康や、知人、友人の変化を感じ取るものです。
別れの一番の大きな事柄は、若いときは、卒業式、クラス替え、
会社員に取っては、組織編成に伴う転勤や移動、
そして、もっとも大きな去就事項は、定年退職などです。
今まで安住の会社員生活がおわり、一転して、餌を与えてくれる人がいなくなり、
社畜という檻、駕籠から出されてしまいますので、、自由と引き換えに安住の場所を追放されてしまいます。
羽ばたく訓練をしてこなかった人や、餌を自分で探してこなかった人には、放逐は恐怖となります。
それに拍車をかけるように、今まで、給料運搬人としての役割がなくなると同時に、
永年連れ添った伴侶から、三行半を突きつけられて、離婚に至るケースもよく見かけます。
定年退職する人は、ここで今までの考え方を大きく変える必要があります。
私の札幌の友人などは、若い奥さんをもらっておりますので、
本年1月に役員を辞め退職いたしましたが、
かみさんから、「これからは、私が仕事をするので、家事をやって」と言われて、専業主夫になったと言ってました。
柔軟な頭の持ち主ですので、積極的に自分のあり方を変えて楽しんでいるメールをいただいております。
幸いにして、妻に見放されなかった定年退職者は、
どのように振る舞って良いかを、しばらく考えてみました。
友人達や、後輩達の不安の叫び、定年後を自宅で安気に過ごすことのできていない
仲間達に、物事の考え方を振り出しに戻って対応することが一番良いと結論が出ました。
40年余も、会社勤めした人が、急に家庭に入るには、
家庭という名の会社に、絶大なる社長がいることをまず認識することです。
定年退職者は、まず新入社員として、家庭という会社に入ることが重要です。
何を言っても、家庭会社では経験も実力もありませんので、社長の命令で、はいはいと動かないといけません。
また、絶対なる社則(洗濯や掃除のやり方に至るまで)が、事細かく完全に確立され取りますので、社長に逆らっても生きていけません。
NHKのeテレで、「人と暮らしと、台所」という番組を放映しております。
台所を通して、夫婦の暮らしや生き方を見せてくれる貴重なばんぐみです。
ある回の放送でしたが、定年退職した夫婦が、退職を機に東京の都心の住宅を売り払って、葉山に移住した夫婦の放送がありました。
その中で、旦那が、妻に対して、「部長」と読んで、一切の家事は、部長の指示に従って楽しそうに、二人で料理を作っている動画がありました。
「家長」より、「部長」という呼称も楽しいですが、和気藹々と、退職後の人生を二人で楽しんでいるのは、見ていて気持ちの良いものです。
多少、男が、バイトや内職でお金を稼いでも、社長は、ありがたいとも思わないで、短期的な物の見方をしておりません。
長期的視点で、家庭会社を経営しておりますので、
札びらで、伴侶をたたいても、札びらが鉄拳ほど厚ければ良いかも知れませんが、
「それがどうした!」といって、百倍鉄拳が飛んでくるのが落ちです。
もうすぐ、4月
また、新入社員に戻る、友人達!!
目覚めよう!
社長には逆らえません。さもなくば、首切りです。((^-^*)
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