目標とする師匠がいることが人生を豊かに2021/01/31 15:38

多くの人は、目標とする師匠の様に、なろうなろうと思いつつも、実際その道に入ろうとすると、師と自分の差が歴然として、彼我の差の違いを思い知らせれます。

この年になっても、師匠という人がいる人は幸せで、その目標に向かって進むことは人生をより厚みのあるものにします。

ヒノキになることを夢見ても、どうしても「あすなろ」で終わる人がほとんどです。
それでも師を仰ぎ見、一歩でも追いつけるように自歩を前に進めることは大切です。

このブログでは、以前、外山滋比古さんの生き方を参考にしている話をしました。

「絵で表現」をしている人で目標としている人は、
イラストレーターの永沢まことさんと、画家、絵本作家の安野光雅さんと、同じく絵本作家のいわむらかずおさんです。

子供が生まれ、父親を認識するようになった時に、子供のために
「旅の絵本」という安野光雅さんのシリーズ本を買ったのがきっかけで、
師の作風に惚れ込み、安野さんの画風をまねようとしてきました。

1026年生まれで、95歳でしたが、昨年12月24日に天寿を全うされました。
謹んでご冥福をお祈りしたいと思っています。

本日の掲載写真は、2011年に山川出版社から2200円で発売された、A4サイズをはみ出した大きさの本ですが、多くの著名人が寄せ書きをし、また、師の今まで残した作品のエッセンスを掲載した、大変お得な集大成本です。手に取られることを希望します。

また、自分は、95歳の時、何を残しているでしょうか?
まだまだ、修行の身であることを感じております。

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