浜までは2020/05/31 16:55

本日の掲載写真は、昨年のゴールデンウィークに訪問した、京都の永観堂です。
今年の連休はコロナ禍で、在宅していたので、掲載する写真がありません。
永観堂は、紅葉で有名ですが、新緑の時の「青モミジ」も、紅葉に匹敵するぐらいすばらし物だと感じました。
恥ずかしい話ですが、この永観堂の素晴らしさは、海外旅行したときに、台湾の人に教わったところです。
日本を知らないことに不勉強さを感じた旅行でした。


さて。
私の範となす先生に、外山滋比古氏がいます。
面識はありませんが、本や雑誌の文章で大いに感化されております。

しかも、その記載されたいる文章も、すべてが実戦を通して書かれている物ですので、学者馬鹿でなく。机上の空論を振り回している人ではありません。
実践を通した言葉には、文章をとおして知っただけですが、実に重みがあります。
お金に対する考えかたや、生き方に大きく影響を受けております。

1923年生まれですから、今年97歳になります。

氏の記載する文章の中で、
「浜までは、海女も蓑着る時雨かな」 瓢水(作)
という俳句を記載して、定年後の第2の人生へのはなむけにしている事が記載されていました。

まさに美しく生きる努力が大事とのことで、どうせ海に入れば濡れてしまうのに、海まで雨具を付けていくという心構えは、人生を殻に閉じ込めない生き方だと感じました。

また、江戸時代の儒者 佐藤一斉と言う人は、
「老いて学べば、即ち死して朽ちず」と生涯学習の事を記載しております。

もと静岡大学の教授の小和田哲夫さんが、このコロナ禍の中で、
YOUTUBEの、「小和田チャンネル」を解説し、無料で
戦国時代、今はNHKの「麒麟がくる」を題材に、毎週10分程度の講義をしてくださっています。

いつもは、安易に聴講できないような先生が、
毎週このような機会を作っていただき、無料開放していただけることに感謝しております。

1944年うまれですから、今年76歳。コロナ禍で、自宅にこもって受け身とならず、災いから、一挙に大衆に打って出る、その気力と勉学欲に挑戦する活力をもらえます。