解禁が近い2020/05/24 19:24

本日の写真は、昨年訪問した、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館で有名な大使の階段です。

出口浩明氏の「還暦からの底力」という本は、老後の生き方を考える、指針としては良い本でした。

5月22日の日本経済新聞の3面の宣伝に掲載されていた本でしたが、何かしら、タイトルを取り巻くコメントに惹かれて、直感的に読むべき本だと自分の気持ちが高まったので、ネット注文してしまいました。

今までの労働慣行をあらため、「人 本 旅」のライフスタイルに変えていくことの提案でしたが、詳しい話はこの本を読んでいただくことで、労働と老後を捉えるのが良いかもしれません。

緊急事態宣言もようやく解除の方針となりました。
日本だけが、ぬるぬる、ゆるゆるの規制の中で、他の国と比較して、
圧倒的に死者も少なく、感染爆発も防げたことは、世界の不思議として、
多くの書評で記載があります。
しかし、成功しても、一国の首相の評価がこんなに悪い国もありませんし、
声高らかに、勝利宣言を発信しない首長も世界ではあり得ません。

たかだか、月給300万程度の金額で、夜昼無く、休祭日も休み無く働く姿を見、
また世間からつるし上げられている状態を見ると、
国のリーダーになりたくない物だと、つくづく思ってしまいます。

今でも投げ出したい気持ちをとどめているのは、
逃げたと思われないための責任感しか無いでしょう。
子供のいない、首相にとって、いくら私服を肥やしても、使い道すらなく、
それこそ「児孫のために美田を残さず」を励行する必要も無いことです。

時間を待たずして、いずれは、世論と時間に葬り去られるでしょうが、
そのときは、「国破れて山河あり・・・」と、もっと荒廃しているか、新しい国ができているか、歴史の時間の中でしか捉えることができません。

帝政ロシア ロマノフ王朝の名残、エルミタージュ美術館を振り返ると
最後の皇帝、皇帝ニコライ2世が「血の日曜日事件」で、ロシア革命が起こった場所であり、人の栄枯盛衰は避けられない人間の業であると感じます。

され、緊急事態宣言が解禁されますますと、この冬眠時代に、仲間がどの様に成長していたかが楽しみです。

「男子、3日会わざれば、刮目して見よ!」のことわざに謡われているように、人の成長に触れるのが楽しみでありますが、
自分が研鑽を積んでいないことがばれるのも恥ずかしく感じるかもしれません。