防災対策2019/10/14 10:52

10月12日土曜日に東京地方を襲った台風19号ですが、各地に爪痕を残して過ぎ去っていきました。

荒川と隅田川に挟まれた地域に、20年余住むものとして、昭和33年以来の大型台風とのことで、今回の台風の来訪は恐怖でした。

午後4時頃から、荒川の河川氾濫警報が発令され、次の警報では我が家まで、あと5町の距離まで警戒区域が広がってきました。
私の住むマンションでも、入居以来初めて、防潮板を車の出入り口部分に取り付けを行ない水の侵入対策をしました。

水彩都市が、一挙に水害都市に変わってしまうのではないかと思うほどでした。

幸い、東京を通り過ぎた台風は、都心部では被害が出ませんでしたので、我が水彩都市も守られました。

しかし、東京の郊外、長野、東北地方などに、河川の堤防決壊などで、甚大な被害をもたらしてしまいました。
改めて、河川の氾濫の恐ろしさを実感しました。

地震と同等に、水害の破壊力はすごいもので、改めて防災というものを考えなくてはいけないと思っています。

荒川のように、1級河川は、降雨強度を100年にするとか、200年に設定するとか考えて、堤防を計画するのですが、温暖化で気象現象が変わってしまった今の時代、改めて安全に対する設計基準を見直さないといけないと感じますし、2級河川以下であっても、同等の設計基準の見直しが必要と感じています。

これが、個人になると、
我が家では、写真のように、手巻き充電防災ラジオ、これは、懐中電灯にも、携帯の充電器になり(実際どのくらいハンドルを回せば充電できるか未知数ですが、)サイレンを鳴らすことのできる、防災機器の備えています。そのほか、写真下部に載せているように、簡易ガスコンロ(ボンベは別売り)を持っています。

これに、ヘルメット、ペットボトルの水1週間分、長靴、懐中電灯などがありますが、実際何が一番役に立つのか不明です。

上記の備えで、お湯を沸かして、夜は電池切れの心配をしないで、懐中電灯の光で、3日間ぐらいは生きていける準備はしておりますが、
自分で、自分の身を守ることの難しさを感じております。