平成最後の○○ 枕詞2019/01/20 16:33

今年は、新しい天皇が即位すると言うことで、年号も代わり次の時代に突入するので、マスコミ各社も、「平成最後の○○」と必ず、平成最後という枕詞をつけてイベントを企画しております。

実家が田舎にあり、自分の子供や、親戚の子供達が小さい頃、冬休みを利用して東京に遊びに来た頃は、早いところは、12月25日頃から、正月3が日は、どこの博物館も美術館も休みでした。

ホームページで確認すると、未だに「船の科学館」だけは、のうのうと年末年始の休みを取っております。

田舎から上京してくる子供達には、少ない冬休みの間に、東京にある文化的、芸術的資産などに実際観て、いろいろな体験をしてもらったり、科学や文化に触れる機会が欲しいのですが、そのような場所は皆無だったのです。

元旦から時間があっと過ぎてしまっていますが、新春はじめの博物館や、美術館、劇場も、無料のイベントが目白押しで、ずいぶん官公庁の対応も代わった事を感じています。

写真は、正月2日、3日の東京国際フォーラムで催しがありました。
「J-CULTURE FEST/にっぽん・和心・初詣
即位・儀式の美/平安王朝文化絵巻」 という企画展示会です。

大正天皇が即位した時の、皇位継承の儀礼を模型にしたものです。

昭和天皇が、お隠れになったときは、昭和天皇の偉大さが全面にあって、平成天皇の即位については、意識がありませんでした。

どのような儀式になるか楽しみです。

どこかの国々のように、民衆までかり出して、軍事パレードを行って、莫大な国費を使って、自国の国力を見せつけるよりも、

大国であることを背景に脅しを使って、力の論理、経済論理で、ねじ曲げて、自国だけが栄えれば良いとする、歴史のない国に対して、、

我が国は、2000年余も続いている、
国が栄えるのは、軍事でも国力でも無く、その根幹にある、
文化、文明、伝統の力、歴史の重みであることを世界に知らしめてもらいたいものです。

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