イワシ蒲焼き2014/07/21 10:48

写真は、2年前の日本橋 コレドのアクアリウムの写真です。
本年もアクアリウム展が9月23日まで催されており、沢山の人が見学にでかけると思います。昨日もすごい人が並んでいました。
このアクアリウムの良さは、金魚をメインに、日本の美を表現している点で、今年は金魚鉢を屏風に仕立てて、動く屏風絵として、江戸の風雅を現代に表現している点で、いまから行く楽しみです。

さて、花より団子をモットーとしている我が家としては、日本の風物詩として土用の丑の日に愛でる、鰻の蒲焼きに勝るものはありません。
しかしながら、最近、保護に依る、くじらやイルカの増加で、しらすを始め小魚が軒並み食われてしまっている要因と乱獲によって、鰻が激減しておりますので、庶民の口には容易に入りません。
7月29日の今年の土用の丑の日は、多分、匂いを楽しむだけで終わってしまうだろうと、諦めておりました。

食料品店をウロウロしておりましたら、なんとイワシが、綺麗に捌いて開きにして売っているのではありませんか!

イワシは、「鰯」と表記されるように、魚がすぐ弱って新鮮なものを食すことがなかなかできませんし、昔のように沢山取れませんので、高級魚の仲間入りを果たすのではないかと思うぐらい、値段が上がっています。

食料品店で売られていた、開きにされた鰯は、新鮮さはもちろんのこと、値段も格安で、思わず、ニンマリとして、買って帰りました。

早速、醤油と、みりん、お酒、生姜で、タレを作り、イワシは、小麦粉をつけて焼いて、イワシ丼を作りました。

一人、300円も満たない予算で、鰻に勝るとも劣らない、このイワシ丼で、土用の丑の日を前に、暑気払いができた感じがしました。

魚をこよなく愛でる、食する日本人で、良かったなと感じる一日でした。