夏へ突入2014/06/01 21:46

一挙に本格的な夏に突入してしまいました。
今日の日差は強烈で、一挙に暑さにやられました。

写真は、江東区の横十軒川の親水公園で、毎週水曜日と、日曜日に行われている和船乗船体験の写真です。

最近まで、この和船に無料で乗せていただけることを知りませんでしたが、子供達の情報で知ることが出来ました。

私の生まれ育った、田舎には、安久路(悪路)という地名がつくほど、沼地のような湿地帯があり、そこでは、田植えをするときに、和船を使っておりました。

たまたま、私の農家の友人が安久路に住んでいましたので、良く友達の家にいってから、和船に乗せてもらいました。
友人は、和船をこぐのが上手くて、こちらは必死に動かしても、前に進まず、ただ悪戯に疲れを招くだけでした。

船の船尾や舳先に、スイカや、梨などを吊り下げて、冷やして食べようと試したまでは良かったですが、途中でタモが外れて、食べようと思った時に果物がいつの間にか紛失してしまったことなどが、いまでも和船を見ると思い出されます。

手漕ぎの体験もできますので、和船の乗船体験のない人は挑戦されるのが良いと思います。

江東区のホームページを下記に掲載します。
https://www.city.koto.lg.jp/seikatsu/douro/7476/7477.html

もう梅雨入り2014/06/08 19:56

本日掲載の写真は、知る人ぞ知る飯田橋の某所周辺の写真です。
以外なところから、ショットが取れましたで、懐かしい思い出、苦い思い出が蘇りました。

先週は、梅雨入りしたと思ったら、激しい豪雨に見舞われております。

水曜日に、私の異業種交流会を通して知り合った仲間の、退職飲み会で、年甲斐もなく爆飲してしまいました。

次の日、また、次の日と、体調がすぐれない中を、豪雨にさらされながら、かなり年数を経た建物調査を行って、すっかり体調を崩してしましました。

いつまでも、気持ちばかりは、年をとっていないと思っておりますので、昔と同じように動けると思っていましたが、体だけは正直でした。

今週の、土曜日、日曜日は、かみさんの「年甲斐もなく」という、冷たい視線を感じながら、テッシーの協力もせず、外出もせず、ひたすら体力回復に努めておりました。

部屋でゴロゴロしているのも、いままでできなかった、後片付けや、衣替えなどができて、意外に効用があったと感じました。

薬で抑えず、自然の摂理にまかせて、体に正直に従うのが、還暦を過ぎた者の養生と感じています。

ああ ウナギが・・・2014/06/15 20:50

日本鰻が、絶滅危惧種に選ばれそうになっております。
鰻の稚魚がとれなくなって、どんどん日本鰻がいなくなっているそうです。

このことは、鰻に限らず、日本を取り巻く海が、荒れているのが原因で、多くの小魚やしらすが、どんどん海からいなくなっています。

庶民の魚であった、アジ、イワシですら、近年は取れなくなっています。

鰻の収穫量が、減り始めたのは、1960年代からで、牛しか食べない西欧諸国が、くじらの利用価値がなくなって、捕獲を辞めたことに起因しています。

また、最近は、西欧人のように肉を食って、くじらの肉を食うのをやめるように、捕鯨禁止条例を一方的に作って、日本人に、西洋で余った豚や、牛肉を売るために、表向きの動物養護の顔をかざしながら、日本人の食文化を、欧米人の管轄下に置かせようとする、動きがあります。

特に、ミンククジラの増加は、海の小魚の資源を食べ尽くして、ますます、海の持っている豊穣さを破壊しています。

くじらや、イルカは、ネズミのように個体が増えすぎると、自分の種を守るために、集団で陸に上がって自殺します。

最近は、いたるところで、くじらの大量死が伝えられていますが、どの報道機関も、その死因は謎と行っていますが、種の保存の法則に則っているだけです。

古来より、魚を主食として来た、日本人にとって、鯨捕獲禁止の流れを変えることは、一つの目しかない人種の中で、2つ目を持った人種がいるようなもので、2つ目をもった人もいることを認知させることはとてもむずかしいことですが、くじらやイルカの大量死に、海の資源の保護の期待をするだけでなく、海の資源を積極的に守る方法を、西欧論理に負けない方策を模索していかないといけないと感じております。

小泉武夫氏の「鯨(げい)は国を助く」をぜひ、日本人は、一読して西洋社会の論理から、理論武装してもらいたいです。

個人と組織が作る建物の差異2014/06/22 20:51

森ビルが開発した、虎ノ門ヒルズがオープンいたしました。

森ビルは、六本木ヒルズや、表参道ヒルズなど、ヒルズシリーズで、多くの都市開発を行っています。

今回の虎ノ門ヒルズも、再開発計画で、「立体道路制度」の活用により建築物の中を環状2号線が貫通する計画で、実現までには相当な困難が会ったことが、その計画を見るだけで確認されます。

建築業界も、昔から、効率性の向上や建設費の削減を第一に考えて作られてきますと、できてくる建築物は、面白みの全く無い建築物が出来上がります。

森ビルの開発する建物は、どの建物も、破壊している部分や、無駄やゆとりがあり、その効率性一辺倒でない,このような部分が、不思議と建物の味を醸し出しています。

今回の虎ノ門ヒルズのエントランスでも、写真のように、ただ単に外部空間をカーテンウォールで囲み、中間期は、開放できる形式にしており、外部空間の通過動線のためだけに、かなりなお金を費やしております。

ローコスト、安心、安全、高効率、どの人からも使いやすく欠点のなく、、無駄を省いた建築の作り方とは、一線を画しております。

一人のカリスマ性を持った指導者が作る建物と、組織でがんじがらめに、欠点をなくす建築の作り方とは、出てくる形態が全く違うことを、今回の開業を見て、六本木ヒルズ、表参道ヒルズを継承する独自性を再確認しました。

雨のスケッチ2014/06/29 21:40

7月の声を聞くこの頃ですが、依然として、まだまだ梅雨の時期は続くようです。

最近は、突然、雹(ひょう)が降ってきたり、大雨になったりと、昔のように、しとしとと降る雨を愛でる卯月の雰囲気がありません。

偶然、1987年のスケッチが出てきました。
27年前の絵です。
東京都のはずれ、玉川上水に住んでいた頃、車もなく、しかも雨がしとしとと降っていた時に、自宅から外を見た時、徒然に書いた一枚の絵でした。

「雨が降ります、雨が降る
遊びに行きたし、傘は無し」 と歌われた童謡のように、
外に行けないモヤモアを表したものでした。

最近、事あるごとに、生きる瞬間をスケッチしようと心がけておりますが、「雨をスケッチする」ということが、大変難しいと感じております。

スケッチの本とか、興味があってよく見ますが、「雨」を題材にしたスケッチは、たいてい雨を表現するのに、単に、傘や長靴や子供の合羽を使って表現しているものが多く、直接、雨そのものをスケッチしたものは少ないです。

雨も風情として捉えれば、感動する雨のスケッチに、未だ葛飾北斎の雨のスケッチ以上の秀作に出会ったことがありません。