気を抜くと2011/10/08 18:38

気を抜くと、月日のたつのがものすごく速いものです。

仕事が急に詰まったり、法事で田舎に行ったり来たりとしている間に、もう一か月もブログの改訂をしないで過ぎ去ろうとしています。

たいてい、このような時は忙しいとだけ口ずさんでいるだけで、何もしていないのですから、振り返るとその空しい時間の浪費に、愕然といたします。

法事から帰ったばかりに、先日亡くなった「Ipodを作った男」スティーブ・ジョブズ氏の早すぎる訃報に、5年前に亡くなった兄のことがダブってしまい、しばらく脱力でありました。

ジョブズ氏は、癌を患ってから、「明日死ぬことが分かっている時に、今やっていることが、大切なことか考えて行動しよう。」と、アップルの社員に語りかけていたそうであるが、まさに、明日の命がわからない、ギリギリのところで生きてきた人の言質は重いと感じました。

今日という日を大切にしないといけないと、改めて感じております。

Ipod touchにはまり2011/10/08 18:56

スティーブ・ジョブズ氏の偉業の中に、アップルのIpod Ipadの発明は、特筆すべきものがあります。

以前、私はアップル製品は、あまり好きではありませんでした。
それは、アップル製品をいったん買うと、囲い込みのコマーシャル戦術にはまり、アップル社の掌にとらえられて、次々にアップルの製品だけを買わなくてはいけなくなり、結局は高いものを買わされるのではないかという、危惧感がありました。

日本の企業でも、ソニーやオリンパス、松下が、一時期、囲い込みを行おうとしました。
ソニーは、SDスティック、オリンパスはSDカードを特殊なものにし、
松下、今のパナソニックですが、彼らは純正SDとか言って、裏で自社製品しか動かないように操作したSDを純正SDと行って、それしか動かない、ミュージックコンポや、デジカメを作りました。

しかし、ハードを売った後の、消耗品を自社製品に囲い込みを行おうとしか結果、消費者からは嫌われて、オリンパスは、デジカメから撤退、パナソニックは、オーディオプレイヤーから撤退、
ソニーは、SDスティックから、SDカードでも動くことができるように、機器を改変して息をつないでいます。

日本の企業はことごとく、囲い込みに失敗しました。
機器を囲い込むと、結局は消費者からそっぽを向かれてしまいます。

では、アップル社がなぜ、囲い込みをしながらも生き残っているかを考えると、
一つは、提供されるソフトが、アップル社を通して頒布されるので、ウィールスにかかる心配がすくない。

2つ目は、Ipod、Ipadに供給される、アプリと言うソフトが、比較的安価に購入ができ、自分の使う機器が、自分専用にアレンジできる。

3番目に、顧客が必要とされる基本機能は、最初から備わっており、基本的に、無線LAN環境が構築されている環境では、無料でお互いの情報を交換できることにあります。

電話代金を支払らわさせ、ちょびちょび金を取ることを考えていないで、FACETIMEを使ったり、メールを使うことで、世の中の人の利便性に寄与しようという思想が、世界の人に指示を受けていると感じております。

日本企業がこれからアップルに対抗していくには、機器の性能以上に、顧客が何を望んでいるのか
(ウィールスに感染しない、通信費がかからない、軽い、顧客優先のおもてなしの心のある操作性やソフト だれでも使える、持っていることが自慢になるなど)
日本的な細やかさがある製品を開拓してもらいたいと、切に願っています。

大学の講義を聴く2011/10/23 20:58

バスで移動して、仕事に向かう生活を強いられてから、Ipod touchの威力をまざまざと感じております。

通常の出張なら、飛行機か、電車あるいは新幹線で移動することが多いのですが、これらの交通機関を利用する時は、移動時間を、寝ていたり、本を読んだりしています。

しかし、バスで移動する仕事の場合、移動中のバスの中は、電車や飛行機と比較して、車の揺れが不規則でしかも揺れが激しいので、ほとんど本を読むことができず、寝ているか遠くの景色を見ているのがやっとであります。

生来の貧乏性なので、車の移動中の手持無沙汰に、なんとか有効利用しようと考えて、イヤホンで音楽を聴いているのですが、Itune STOREの、「Itune U」と言う所から、世界の大学の講義がほとんど無料でビデオを見ることができることを発見しました。
これも、最近、アップルのItouchを購入した恩恵です。

この「Itune U」では、世界の大学の講義が収録されており、ほとんで無料で配信されております。

英語ができれば、本当に幸せですが、講義を聴いてもわかるレベルでありませんので、もっぱら日本語の講義を限定し、日本の大学、今は、東京大学のコーナーから、東京大学で行われ、オープンになった講義を聴いております。

講義は、このIPOD TOUCHの中に保存し、これを仕事の移動のバスの中で、聴くことにいたしました。

安藤忠雄氏の特別講演の授業では、現代社会は楽しいことは向こうからやってくる時代は終わったと話され、楽しみは、自分で作っていかなくてはいけないとか、

東京大学の小宮山宏、元28代総長の「情報が世界を変える」と言うテーマでは、現代大学を取り巻く環境は、学問が細分化されすぎて
全体が見え無くなった時代であり、知識を体系化する知の構造学が重要との話など、分野の違う世界の話を聴くことで、いろいろと勉強になることがあります。

久しぶりに大学に戻った感じがして、つまらないバスの移動も思わず恩恵を受けております。

ライブハウスに2011/10/23 21:10

久しぶりに、ライブハウスに行ってきました。
東京ミッドタウンに、「ビルボード」という、ライブレストランがあります。

4年ぶりということで、久しぶりに昔の仕事仲間と再会いたしました。

4年の歳月は、それぞれの人たちに、変化を生んでいるもので、ある人は、会社を立ち上げ、独立していたり、ある人は、体の調子が悪くなっていたり、ある人は、60歳をゆうに超えているのですが、いまだ、現役で、日々、北へ、南へと仕事で飛び回っておる人がいました。

ライブレストランの、21日の夜のエンターテナーは、「マット・ビアンコ」と言う、80年代に、ファンクとラテンを組み込んで一世を風靡した、9人程度のバンドでした。

彼らを慕っているファンは、80年代を過ぎたとは言え、まだ、存在しているもで、我々の年代や、それより少し前に青春のさなかに会った、人たちが多数このコンサートに集まっておりました。

80年代の音楽を聴きながら、現在は、それぞれ立場は違っていますが、昔、一緒に仕事をしたという、当時の苦しさと達成感、懐かしさが入り乱れ、楽しい一夜を、一緒に仕事をしたこの場所で、過ごすことができました。

浅草訪問2011/10/23 21:34

天気は、あまり良くなかったのですが、かみさんとサイクリングに行ってきました。

最初は、両国に在る、旧安田庭園を目指して、ポタリングをしましたが、
今日は、曇り空だけが、秋を感じさせませんでしたが、暑くもなく、寒くもなく、また、風もなく、絶好のサイクリング日和でした。

旧安田庭園の日本庭園を散策したあとで、「ここから浅草は近いよ。!」という、私の言葉に誘われて、いつもは早々に帰宅するかみさんが「浅草行ってみたい!」とのことで、業平橋を渡って、浅草浅草寺まで行ってきました。

今年は、震災後、マスコミは、外人観光客が激減したと申しておりましたが、浅草浅草寺の仲見世通りは、人、人、人の波で、本日は何か特別なイベントがあるかと思うほどの人の群れでした。

もみくちゃになりながら、しっかり、人形焼きなどお土産を買いながら、浅草寺でお参りをした後で、復興支援の福島の名産模擬店が境内で開催さてれおりましたので、そこで、梨や野菜を購入し、その後、いつも立ち寄る、みたらし団子屋で、団子を食べ、国際通りに続くあたりの、路地裏の飲食通りをを歩いて、帰ってきました。

花やしき界隈の、通称、俗称 「もつ煮込み通り」の、淫靡で猥雑な、そして何か、活力と懐かしさと、根底から日本人を意識するこの通りを歩いていると、日本の底力を感じて、おもわず、頑張れ日本、元気になるぞ日本と感じていました。

都会化された東京で、このように日本丸出しの浅草が東京にあることで、都市全体がほっとするものを抱えていると感じ、いい秋の一日でした。