東京マラソン2011/03/06 21:25

先週の日曜日、東京マラソンが開催されました。
過去のマラソン大会は、いずれも天候に恵まれませんでしたが、今年の東京マラソン大会は、実に気候もよく快晴のコンディションでした。

参加された人数は、なんと、36000人とかですが、申込者は、その10倍をこえているそうで、まさに、出場権を獲得できた人にとっては、そのことだけでも、誉れのあることだったでしょう。

写真は、銀座4丁目の新築された、三越デパートのエレベーターホールから撮った写真であります。
買い物時間と、マラソンランナーの通過時間が合い、スナップすることができました。

珍しく暖かな陽気に誘われて、初めて東京マラソンをみる機会を得ることができましたが、抽選順かわかりませんが、ジェッケンA、BやCの勢いのあるグループが通り過ぎたあたりから、徐々にスピードが落ち始め、最後の集団はほとんど、三越前の交差点を歩いている状態でした。

もっとも、ここまででも、35キロメートルを超えているようで、道行く人たちが話すには、30キロメートルを超えたあたりから、未知の世界に突入するとかで、初めて42キロメートルを参加する人たちにとっては、何がなんだかわからない状態に突入しているとかです。

活性酸素が、体を酸化させ、自分の肉体を、ぼろぼろにさせるので、マラソンが有毒だとわかっても、
「マラソンは健康にいいのだ」と、信じて走る人たちを、沿道から眺めていると、健康によい、悪いを通り過ぎて、
スポーツメーカーの商売に、踊らされても走る、その、ひたむきなエネルギーに、何か異様な感動を受けました。

また、東京という安全な街と、めまぐるしく変わる町並みの豊かさに歴史の重みを享受できるうれしさを感じた一日でした。

未曾有の大地震2011/03/13 11:37

津波によって、日本の、東北地方の原風景をことごとく、今回の未曾有の地震で破壊されてしまいました。

今回の地震は、相手の政策に批判ばかりしか言わない政党や、瑣末を捉えて自陣の勢力を拡大しようとする政治家、復興の途中で、自らの政務を放り出して、国替えを図る政治家など、私利私欲に、政治家がわがまま放題であり、国を思う気持ちがなく、国が乱れていたので、怒りの鉄槌が日本に落ちたと感じています。
自然災害でなく、まさに、人災であったのだと強く感じてもいます。

金曜日の午後発生した地震は、今まで経験したことのないような大規模なものでした。

勤務中に、突然、大きな揺れが来たかとおもったのもつかの間、あれよあれよと、振幅が増幅して、立っていることもできず、机の書類は散乱し、机のコンピューターのディスプレーも、パタパタと倒れました。

その後、何回となく続く、余震。
まさに生きた心地がしませんでした。
ほっとするまもなく、会社においてあるテレビをつけたら、なんと、津波が、東北地方の各地を飲み込んでいくではないですか

日本が、燦燦たる惨状です。

我が家は、全員無事でよかったです。
大津波警報が発令されておりましたので、すぐ帰宅の体制をとらず、津波の情報を見守っていました。

帰宅途中、隅田川を渡るあたりで、津波に巻き込まれたら、大変になると、テレビを見ながら心配していました。
地震発生から、4時間過ぎに、もう地震波の4波が到達し終わるころだと見計らって、帰宅することにしました。

帰宅途中は、今まで見たことのないような、徒歩で帰る人であふれていました。
私のように、帰宅できる人は、まだ幸いで、多くの人が、交通機関が麻痺していましたので、会社に泊まることを余儀なくされました。

私の息子は、ちょうど幕張メッセに行って仕事をしていましたが、湾岸沿いで、液状化現象で、大変であったようです。
本日のニュースでも、舞浜のディズニーランドや、幕張の千葉ロッテマリンスタジアムが、液状化になって、使用可能な状態にいつ戻れるかわからないとアナウンスされていました。

息子も、夜半、都営新宿線が開通した情報をえて、海浜幕張から3時間かけて歩いて、帰宅してきました。

終日、テレビに釘付けになっていると、昨日の地震と津波で、東北地方の海岸線沿いの町のあまりの惨状に、言葉を失います。
広域画面から、それぞれの被災者に焦点が当てられると、つい、その悲惨さに、もらい泣きをしてしまいます。

一人ひとりができる限りのことをして、日本の復興に努力しないといけないと、改めて感じています。

春は、いまだ遠いが2011/03/21 20:46

震災の被害が、だんだんわかり始めました。

幸いなことに、西洋文明が、エゴとグローバル化の敗者としての日本を持ち込んだのでありますが、古い日本が生きていたことです。

礼儀正しく、親切で治安のよさ、お互いの痛みを分かち合う心、いにしえの記憶が日本国民に蘇った感じを受けています。

テレビの放映を見るたびに、自然の猛威と悲惨さに、涙がこぼれ、無常さを感じない日はありませんが、確実に立ち直ろうとする、気持ちが高まっております。

この国家の存亡の緊急時に、政策方針が違うと、協力を拒んだ、けつの穴の小さい、谷垣自民党だけが、いまだに、エゴを振りかざしていますが、民衆は、みな手を携えて、立ちあがっています。
この協力しない我欲と恨みは、きっと全国民は脳裏に刻んだと思います。

国を統べる政治家は頼りになりませんが、日本人の民衆の民族的稟性に、明日の未来を感じます。

一人は、みんなのために、みんなは一人のために 
協力しよう!